違法な肉製品持ち込み、厳罰化へ 豚熱の届け出義務違反も

2/5(水) 15:40配信

共同通信

 

 農林水産省は5日、アフリカ豚熱(ASF)の国内への侵入を防ぐ水際対策を強化することを柱とした家畜伝染病予防法改正案を今国会に提出する方針を自民党の会合で説明し、了承された。ウイルスが混入している恐れのある海外からの違法な肉製品の持ち込みに対する罰金を大幅に引き上げ、個人は現行の3倍の「300万円以下」、法人は50倍の「5千万円以下」に厳罰化する。

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 空港や港で旅行客などの荷物を検査する家畜防疫官の権限も強化する。養豚場でアフリカ豚熱や豚熱(CSF)などが発生した際に義務付けられている届け出をしなかった農家への罰金も引き上げる。

 

 

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