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Interior Design
Photography by Filippo Bamberghi/Photofoyer.
August 26, 2019
By Alexandra Cheney
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CASA MARIA LUIGIA
カーサ・マリア・ルイージア
ここは英『レストラン・マガジン』が主催する「The World's 50 Best Restaurants」で2度1位に輝いたレストラン「オステリア・フランチェスカーナ」のオーナー・シェフ、マッシモ・ボットゥーラとそのパートナーのララ夫人が2019年夏に開業したホテルである。モデナ駅からクルマで30分ほどの距離にあり、建物は19世紀に建てられた貴族の邸宅をリノベーションしたという。部屋数は12室で、館から周辺の庭や畑、テニスコートにいたるまでボットゥーラ夫妻の審美眼が発揮されている。
メゾネットタイプの部屋で広さは100平米
部屋で支度をおえ、夕食を摂るためにホテルのダイニングエリアに向かった。壁面にはダミアン・ハーストのシルクスクリーンが飾られている。テーブルは6人から8人がけの3卓があり、宿泊客が座っていた。なかにはグループで訪れているゲストもいる。ぼくはひとりだ。同じテーブルの人に軽い挨拶をすると、それぞれニューヨークやシカゴ、コペンハーゲンなどさまざまな場所から来たという。夕食のメニューはレストラン「オステリア・フランチェスカーナ」の定番のコースだった。ディナーはまるでショウであり、料理が供されるたびにドラマティックな説明があり、それに呼応するようにゲストたちから歓声があがる。途中、ボットゥーラが登場するとゲストたちが押しかけ、セルフィーをせがんだ。その様子を後ろからぼくは眺め、かれが着ている服をみた。全身黒ずくめ。さらに黒でまとめられたニューバランスの991をはいていた。マッシモ・ボットゥーラはファッションのセンスもいい。
ホテルの未来
翌朝、朝食を食べてから、庭を散歩した。長雨があがり、手入れが行き届いた庭がキラキラと輝いていた。テニスコートを抜けると畑があり、レストランで使われているハーブが育てられている。チェックアウトのためにホテルに戻り、エントランスのバーエリアとオーディオ・ルームに立ち寄った。1978年のタンベルグのオープンリール、マーティン・ローガンのスピーカーなど新旧を織り交ぜたオーディオ・コンポーネントに痺れる。背後には数千に及ぶレコード・コレクションが並ぶ。再生機器好きのぼくは、ここにいたらいくら時間があっても足らない。
住：Stradello Bonaghino 56, San Damaso, Modena, Italy
TEL：＋39 059 469054
https://casamarialuigia.com
文・岩田桂視（GQ）
https://www.gqjapan.jp/lifestyle/article/20191230-eoty-19
GQ デジタル副編集長、岩田桂視
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"Uncrate"
カーサマリアルイジア
イタリアのモデナにある彼のミシュラン3つ星レストランからわずか20分で、シェフとレストランのMassimo BotturaがCasa Maria Luigiaをオープンします。高層ベッド＆ブレックファーストは、200年前のオークの木々とエミリアの田園地帯に囲まれた美しい18世紀の敷地内にあります。 12室のインテリアは、ヴィンテージと現代的な調度品、そして芸術、写真、そして有名な国際的な芸術家の彫刻が洗練された組み合わせで飾られています。食事はParmigiano Reggiano、Aceto Balsamico、Lambruscoなどの地元の人気料理が揃ったイートインキッチンで楽しめます。ビニールルームとカクテルラウンジでは、荘園の中で楽しむことがたくさんありますが、スイミングプール、テニスコート、そして菜園はあなたが申し分のない理由を探索することを可能にします。
