この国の一般論として、
ヤフーと合弁解消のホテルチェーン「OYO」、住人トラブルで裁判沙汰に発展 一度は和解提案も「誠意ある対応だとは思えず」
12/21(土) 16:56配信
■保証金払う代わりに「内密に」「誠意に欠ける」
ソフトバンクグループ系ファンドが出資するインド発のホテルチェーン「OYO(オヨ)」が日本で展開する不動産賃貸事業で、住人から苦情が相次いでいる問題に新展開だ。東京都内の物件に入居した会社員男性が、部屋の鍵を正当な手段で受け取ることができず、生活に支障が出たなどとして、運営会社を相手取り約1万8000円の損害賠償を求め東京簡易裁判所に提訴した。
賃貸事業「OYOライフ」を運営するのは「OYOテクノロジー&ホスピタリティージャパン」。当初はヤフーとの合弁だったが、同社は11月に撤退した。
訴状によると、男性は10月下旬にOYOライフを利用して都内の物件に入居したが、入居初日から4日間にわたり、部屋の鍵が入った集合ポストの正確な解除方法がOYOライフ側から伝えられなかったという。
「ポストの開錠に必要なパスワードが正しく伝えられず、最終的には手を突っ込んで無理やり鍵を取り出すよう指示された」と男性は話す。
男性が賠償を求めているのは家賃の4日分に相当する約1万8000円。「一度はOYO側から和解の提案を受けたが、保証金を支払う代わりにトラブルについて秘密保持を求めるなど、誠意ある対応だとは思えなかった」と少額訴訟に踏み切った理由を語る。
提訴についてOYOライフは夕刊フジの取材に「個別のお客さまとのやり取りについては、詳細は控える」と回答した。
トラブルを訴える声はほかにもある。会社経営の男性が契約した神奈川県内の物件では、11月の入居から1週間もたたずにエアコンが故障した。
「OYOライフに相談したところ、管理会社経由で電源の抜き差しなどを試して様子を見てほしいと案内されたが直らず、再度連絡したがしばらく返事が来なかった。寒くて満足に生活できず、ホテルに泊まることもあった」という。
男性は「OYOライフの規約には、『トラブル発生の場合は24時間以内に現地調査を行う』と書いてあるが、エアコンの故障から修理までの約2週間、スタッフが現地を訪れることはなかった」と指摘している
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191221-00000017-ykf-soci