パリの小さな幸せ、プティ・カフェ・ブーム
この秋、メゾン・プリソンによる “ご近所のカフェ” といった雰囲気のプティ・プリソンがもうじきオープンし、そしてパンとパティスリーでおなじみブノワ・カステルも20区に初のコーヒーショップを開く……といった話題が待っている。
サンローラン・リヴ・ドロワットも9月13日にカフェをオープンしたように、
Un café Saint Laurent
https://www.vogue.fr/lifestyle/article/un-cafe-saint-laurent-ouvre-ses-portes-a-paris
パリはいま、ちょっとしたプティ・カフェ・ブームなのだ。ほとんどのカフェで“to go”、つまりテイクアウトが可能である
カフェもスイーツもランチもLe Petit Caféで。
ボン・マルシェの食料品館ラ・グランド・エピスリーも、入口から遠くない場所にカウンターと大きなテーブルからなる、リラックスした雰囲気の小さなスペースを夏前にスタートした。その名もLe Petit Café (ル・プティ・カフェ)で、コーヒーショップでありサロン・ド・テでもある。シェフのチボー・ルロワによるタルトや、マカロン、パティスリーなどのイートインが楽しめるようになったのだ。
ル・プティ・カフェでクロワッサンとホットチョコレートの朝食をとってから、いざ、ショッピングへ ! あるいは 買い物の合間にカフェとスイーツを。この場合、メニューにあるティータイム・セット(12ユーロ)でのオーダーがお得。サラダ、タルトの簡単なランチもとれる。ホットドリンク、ヴィエノワズリー、ジュース、スモークサーモンとブリニスのセットのブランチ(17ユーロ)というのも、悪くない。名前はプティだけど、メニュー内容は意外なほど豊富である。カフェから少し離れた壁に差し込みがあるので、カフェを味わいながら携帯の緊急充電も可能だ。ラ・グランド・エピスリーの営業時間中、買い物をしなくても、この場所の利用だけでももちろんだし、カフェやティーはテイクアウトもOK
エスプレッソ2ユーロ〜。クッキーは1枚4.9ユーロ。カフェのミルクは牛乳と植物性ミルクから選べる。
https://madamefigaro.jp/paris/feature/190924-le-petit-cafe.html
photo:Julie Limont
Le Petit Café
La Grande Epicerie
38, rue de Sèvres
75007 Paris
営)8時30分〜21時 10時~20時(日)
無休