米、日産「ローグ」約55万台を調査 自動非常ブレーキに不具合か

9/13(金) 6:29配信

ロイター

 

[ワシントン 12日 ロイター] - 米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)は12日、日産自動車<7201.T>の北米向けスポーツ多目的車(SUV)「ローグ(日本名エクストレイル)」の自動非常ブレーキシステムに不具合の可能性があるとし、予備調査を開始したことを明らかにした。

調査の対象となっているのは2017─18年モデルの55万3000台。

NHTSAによると、自動非常ブレーキが警報を表示せずに作動したり、障害物がない場合でも作動したとの報告が129件寄せられた。けがを伴う事故につながったケースも3件あったいう。

日産は12日、システム性能を改善するため、対象となる顧客にソフトウエアの無償アップデートを通知することを明らかにした。同社は「製品の安全性に関するすべての問題でNHTSAと引き続き協力していく」としている

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000016-reut-bus_all