腹が立つほど、何百回も書いておりますが、

世の中の人間・子どもは、

いつでも、好きなだけ、無償で、世界最高の教育を受けるべきですし、

中でも、特別な子供には、必要なお小遣いや、

遠足、修学旅行、提携先の留学、渡航費用、寮費、三食の食事、制服、参考書、文房具、

通常の適度な衣服、靴、交通費、


要は、すべてプラス、20%、トータルで、120%、援助するべきです。


片親で、経済的に恵まれないから、何何の学校へ行けない、

私立の学校へ行けない

こんなバカげた差別はありません。

人類子供は、全員が、平等であるべきです。

子供の重要さを、軽んじる、大人は、「くず」です。

子供が、貧しい家庭に生まれるのは、生まれたのは、

子供の性ではありません。

大人全体、国民全体で、面倒を見るべきです。

子供に、「ひがみ」を絶対に、感じさせては、いけません。


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親が大卒でない学生向け給付奨学金、新設する東工大の狙い

6/6(木) 10:23配信
ニュースイッチ
「親に遠慮して大学に行きにくい学生を減らしたい」
 東京工業大学は、親が大学を卒業していない学生向けの給付型奨学金制度を2020年度から始める。ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典栄誉教授の寄付を基に設立した奨学金制度の中に、大学独自で予算を確保して新設する。20年度以降入学の学生が対象。親の学歴に関係なく大学に進学しやすくなるように経済支援する。同様の奨学金は米国ではあるが「日本では初めてでは」と同大では見ている。

 新型奨学金について水本哲弥理事・副学長(教育担当)は、「親に遠慮して大学に行きにくい学生を減らしたい」と狙いを説明する。地方在住者や女子生徒らが、大卒者でない親から「無理に大学に行かなくても」と言われたとしても、本人の進学希望が通りやすいように支援する。

 新型奨学金の対象は両親か、親が1人の場合はその親が、大学を卒業していない家庭の学生だ。入学後の公募で各学年15人程度に、学士・修士課程で月額5万円を支給する。原資は東京工業大学で用意する。

 すでにある同大の大隅良典記念奨学金の枠組み内に設定する。現在はノーベル賞受賞者の大隅栄誉教授や外部の寄付による地方出身者向けのものだ。

 文部科学省の調査によると、日本の2017年度の18歳人口の進学率は大学が53%だ。短大が5%、高等専門学校4年次(在籍中)が1%、専門学校が22%。合計81%になる。

 また都市部に比べ、地方は大学進学率が低い傾向がある。上位の東京都や京都府は6割超だが、沖縄県や鳥取県は4割前後と差がある。さらに女子の進学率が、伝統的に男子より低い地域も多い。

 「大卒は決して社会のマジョリティーではない」(佐藤勲総括理事・副学長)ことから、通常と異なる切り口の奨学金で進学を後押しする。詳細は19年秋に公表する。

<解説>
 ファーストジェネレーション(第一世代)向けの奨学金は、米国で先例があり、東工大はそれを参考にしたようだ。科学技術関連の仕事をしていると、「今時は親世代も子世代もみんな大卒、大学院卒もメジャー」との感覚になりがちだ。だが今回の取材は「社会全体ではそうではない」と自らの片寄りを振り返る機会にもなった。
 今回の奨学金は月5万円にすぎないが、実際には対象者はJASSOなどからしっかりした奨学金も得ることだろう。そのためイメージとしては、大卒ではない親が「うちは家計に余裕はない。だが私らは高卒でも地に足を付けた仕事をしっかりしている。大学なんて出る意味はない」と主張した時の、反論材料だろうか。
 「東工大ではうちのようなケースを応援してくれるから、ここを受験する。末はAIスーパーサイエンティストか、ベンチャー創業者になって、父さん母さんに大邸宅を建ててあげるよ!」と息巻くのに、活用できることだろう。

日刊工業新聞・山本佳世子