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「令和」ひっくり返すと「平成」に! アンビグラム作品が話題 元号発表から1時間で投稿した作者に聞いた

4/2(火) 7:00配信
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 1日に発表された新元号「令和」。その文字を逆さにすると「平成」と読める作品が、ツイッター上で注目を集めています。元号発表から1時間で投稿したアンビグラム作家に話を聞きました。

【画像】ひっくり返すと見事「令和」に。「努力→才能」「独創→模倣」「陰→陽」など過去の作品もあります
アンビグラムとは
 アンビグラムとは、異なる方向からも読み取れるようにしたグラフィカルな文字のことです。

 話題の作品を投稿したのは、アンビグラム作家として活動している野村一晟さん。

 これまでにも、「努力」をひっくり返すと「才能」になったり、「独創」をひっくり返すと「模倣」になったり、といった作品を発表してきました。
1時間後にはツイート
 そんな野村さんが1日12時42分に、こんなツイートを投稿しました。

 「『平成』がさかさにすると『令和』になる文字を作りました」

 2枚の画像が添付されており、1枚目には「令和」、2枚目には「平成」と書かれています。

 実はこの2枚、同じ1枚の書を逆さにしたものです。

 この投稿に対して、「お見事」「すべてはつながっているのですね」「仕事が早すぎる」といったコメントが寄せられ、リツイートは1万、いいねは4万を超えています。
作者に聞きました
 「1日に元号が発表されると聞いてから、ずっとこの時を待っていました」と野村さん。

 11時半から予定されていた発表に合わせて、テレビを見ながらパソコンの前にスタンバイ。いち早くアンビグラムを完成させて投稿しようと準備していたそうです。

 令和と発表された時の第一印象について、こう振り返ります。

 「これはできるかわかんないぞと、とても緊張しました」
象徴的な作品にしたかった
 過去に「昭和」をひっくり返すと「平成」になるアンビグラムを作成したことがあった野村さん。

 そのおかげもあって「和」と「平」の組み合わせは、その時のアイデアを生かせました。悩んだのは「令」と「成」の組み合わせでした。

 「令と成では画数が異なるので、どの線をごまかすか、そこに20分ほど悩みました」

 発表から1時間後にはツイートまで完了し、すぐにリツイートやいいねが増えていったそうです。

 「時代が変わる節目なので、象徴的な作品にしたいと考えていました。たくさんの反響がいただけてうれしいです」