ま、一般論を、書こうとしましたが

下の記事を、さらっと、読みましたら(ネットの1ページ目です)、

あまりにも、くだらなかったわけですが、

1) この北川何とかさんという女優は、「正しいです」ーーーー 


     (A) まず、反論するこういう男の意見は、100%
、無視して結構です。1%、も、考えてあげる必要もありません。---ピリオド(完結、終息、という意味です)

     (B) こんな小さなことを、彼女のここが、気にくわない。----とか、何とか、
―ー―――こういう小さな事に、あなたが正しくても、あるいは、半分正しくても、口を出すな。コメントするな!
という次元であり、事象であり、些細なことだからです。


     (C) つまり北川さんがガマンをしていない(ように見える)ことが、多くの人を苛立たせているわけです。ーーーと、このライタ―は、言ってますが、

上記の、(B)に当たるもので、「些細なことに、「突っ込み」(批判)」
していることです。こんな小さなことに、公の、メディアを、使って、
如何にも、私は、プロで、「こんな些細なことにも、気が付き、しかも、世間に(このメディアという意味です)に、「正しい分析」を、公表できる。

と、思っている、「(後で見ますし、調べますが、)この小さな、人間であるところの、この記事を書いているライター、そのものです。


(2)ベッキーについてですが、浮気を、(まあ、色々な種類や、立場などがあるので、ここでは、深追いを、避けますが)

ベッキーの場合は、「浮気がいけないのであって」----ただ、それだけです。

このライターが言っているーーーーーー
ガマンをせず、自由奔放に振る舞っている(ように見える)ことが問題なのだと思います。」

「何、これ?」という、分析、批判です。

ベッキーは、発覚してから、その当時、「静かに」

そして、「大変自嘲」しておりました。
(私は、知りませんが、毎晩、毎晩、パーティーをやったり、ディスコやクラブに行ったり、しかも、目立つような、「げらげら、そういうところで笑ったり、騒いだり」
していたりしたら、少しは、話は、別ですが、----。

そこに、「突っ込み(しかも、間違った批判と分析)」

を、まだまだ、「これでもか!これでもか!」

と、突っ込みを入れる、「あなた自身」---そうです、このライター

そうですよ!---あなたが、いちばん悪いです。

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それでは、この記事とは関係なしに、一般論に、戻ります。

1) 他人の、ことに、99%、口を出すな、批判するな、自分自身の心にしまっておけ、---ということです。

2) 公人や、何かのランキングなどや、特別の場合は、分析、コメント、自分の意見などを、ブログなどで、発表してもよいと思います。


3) 一回だけの、事象や、しかも、そんなに、周囲の人々や、近所や、社内や、グループや、などで、小さいことで、すぐに住んでしまった事なら、「深追いするな!」
文句を言わずに、「あなた自身が、その短い一瞬を我慢しなさい!」

4) そんなことより、もっと、大切なことは、

   (あ) 公共の場で、後ろから、すぐ来る人に、「ドアを、ホールドしてあげる」

や、

    (い) お年より、体の不自由な人、妊婦さん、具合が悪そうな人、たくさん荷物があり、うまくコントロールできていない人、お子様連れ、----などなど、
暖かい目で、大きな目で、ゆったりした態度で、

見守ってあげましょう。助けましょう。サポートしましょう。


    (う) なるべく、レディー・ファーストを、徐々に、少しづつ、心がけましょう。恥ずかしい時は、まだ、けっこうです。






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このライター、加谷 珪一という、経済を勉強している男性だそうです。

まあ、他の著作や、文章や、意見、コメントは、100%、知りませんが、

このネットニュースは、2ページですが、


上記の私が、コメントした、「このニュースページの1ページ目」の、彼の分析、評論、コメントが、

どうしようもありません。



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最近、日本人が他人に厳しくなったホントの理由

3/16(土) 14:30配信
webマガジン mi-mollet
 最近の日本は「モラル」をめぐって大論争となっています。一昔前までは、芸能人の不倫がここまで叩かれることはありませんでしたが、今ではタレント生命を左右することもしばしばです。

日常的な言動についても同じことが言えるでしょう。昨年に第1子を出産した女優の北川弘美さんが、ベビーカーで外出した際、優先表示のある地下鉄のエレベーターになかなか乗れなかったとブログに書いたところ、自己中心的だとして批判が殺到。その後、ブログで「反省」する結果となりました。日本はモラルに対して厳しい社会になっているのでしょうか。

日本は明治時代にキリスト教的な価値観を輸入しましたから、一般的に既婚者が他の異性と関係を持つことはよくないとされています。しかし、日本はどちらかというと性的にはおおらかな文化であり、不倫が絶対悪とされる社会ではないというのが一般的な認識だと思います。

タレントのベッキーさんは不倫について厳しく追及されましたが、近年になって、日本人のモラルに対する考え方が急激に変わったのでしょうか。おそらくそうではないと思います。


国民性というのは長い歴史の中で培われるものですから、一朝一夕に変わるものではありません。ひとつ考えられるのは、ネットの普及で不倫などの出来事が容易に可視化されるようになり、批判が集まりやすくなったことでしょう。しかしながらタレント生命を脅かす事態になることの説明にはなっていない気がします。

ヒントとなるのは、先ほど例にあげた北川さんのケースです。

北川さんに対する批判のほとんどは「自分が優先されて当然と思うな」という内容でした。北川さんは一応、「先に乗れて当然!とは思わないです」と前置きはしていますが、優先と書いてあるのにエレベーターに乗れないという状況に対して「腑に落ちませんでした」と発言していました。

北川さんを批判している人は、北川さんの「自分は優先的に乗れるはずなのに」という価値観に対して激しい怒りをぶつけています。つまり北川さんがガマンをしていない(ように見える)ことが、多くの人を苛立たせているわけです。

ベッキーさんのケースも同じ文脈で考えると、状況が理解しやすいのではないかと思います。

つまりベッキーさんの不倫については、日本人が結婚に対して厳しい内面的モラルを持っているのではなく、ベッキーさんが、(本当にそうなのかはともかくとして)ガマンをせず、自由奔放に振る舞っている(ように見える)ことが問題なのだと思います。

こうした事例から、日本人におけるモラルというのは、精神的・内面的なものではないことが分かります。皆がガマンしているのに、誰かその状況を破ることがモラル違反というわけですから、完全に外部的なものであるとみなすことができるでしょう(これはいわゆる前近代的ムラ社会の掟に近いものと思われます)。

この話はお金に対する価値観にも表われています。


日本では一般的に露骨なお金儲けは良くないこととされていますが、日本人が本当に金銭というものに対して嫌悪感を持っているわけではありません。国際的な比較調査の中には、むしろ日本人の方が諸外国の人よりも、お金を持っている方が幸せなれると考える傾向が強いという結果もあるくらいですから、実は、皆、お金が大好きです。

お金が大好きであるが故に、皆がガマンしているのに誰かが出し抜いてお金儲けをするのは許せないという感情が生まれ、これが先鋭化されてお金儲けをタブー視する風潮が出来上がったものと思われます。

 先ほど、国民性というのはそう簡単に変わるものではないと説明しました。昔に比べて、ガマンをしないことに対する批判が強くなっているのだとすると、それは国民性が変わったのでなく、日本の経済的な環境が悪化した可能性について考えるべきでしょう。つまりガマンを強いられる人の割合や水準が高くなったことで、寛容性が薄れてきたわけです。

ベビーカーの話で言えば、ベビーカーに対して露骨に嫌な顔をしたり、舌打ちする人がたくさんいるわけですが、一部のベビーカー利用者の中には、周囲の状況を考えずに我が物顔で行動する人もいます。つまり皆に余裕がなく殺気立っている状態ですから、当然、トラブルも起きやすくなります。


国税庁の調査によると給与所得者の平均年収は過去20年で12%も下がっており、一方で厚生年金における保険料負担は逆に約14%から17%に増加しました。この間、消費税もアップしていますから、労働者が自由に使えるお金は激減しています。経済的な余裕がなくなっていることも、心理面に大きく影響していることでしょう。

マクロ的な経済状況をすぐに改善することはできませんが、働き方改革などを通じて、もっと自由な職場環境を構築できれば、多くの人の行動を分散させることができます。行動が分散されれば、皆が一斉に動く必要がなくなりますから、抜本的な改善にはならなくても、他人との摩擦をある程度、軽減できるでしょう。

他人を批判ばかりしていては精神衛生上、良くないことは明らかです。できるところから改善していくことが重要ではないでしょうか。
加谷 珪一




加谷珪一プロフィール

加谷珪一(かや けいいち)
プロフィール
http://k-kaya.com/wp-content/uploads/2014/05/KAYA-136m.jpg
経済評論家
仙台市生まれ。東北大学工学部原子核工学科卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当。その後、コンサルティング会社を設立し、中央省庁や政府系金融機関など対するコンサルティング業務に従事。現在は経済評論家として多くの媒体で連載を持つほか、テレビ、ラジオでコメンテータを務める。
お金持ちの実像を解き明かした書籍「お金持ちの教科書」は、半年で10刷を超えるベストセラーとなり、「教科書」と名の付く書籍ブームの火付け役となったほか、法科大学院の入試問題に採用されるなど、反響を呼んだ。

億単位の資産を運用する個人投資家でもある。加谷珪一の最新刊「億万長者への道は経済学に書いてある」は発売開始から2週間で重版決定。
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