拒絶反応が起きにくいiPS細胞作製に成功 京都大学研究グループ
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遺伝子情報を書き換える「ゲノム編集」の技術を使い、人に移植しても拒絶反応が起きにくいiPS細胞の作製に成功したと京都大学の研究グループが発表しました。
発表したのは、iPS細胞研究所の堀田秋津講師らの研究グループです。堀田講師らによりますと、細胞の遺伝子を切り貼りする「ゲノム編集」を利用し、一部の遺伝子を壊すなどしたところ、多くの人が拒絶反応を起こしにくいiPS細胞が作製できたということです。
これまでは、拒絶反応が起きにくい免疫の型をもつ人からiPS細胞を作製していましたが、日本人の90%をカバーするには140種類の型が必要とされていました。新たな方法だと、7種類あれば95%の日本人に適合するということです。
iPS細胞研究所は2020年度の実用化を目指したいとしています。
発表したのは、iPS細胞研究所の堀田秋津講師らの研究グループです。堀田講師らによりますと、細胞の遺伝子を切り貼りする「ゲノム編集」を利用し、一部の遺伝子を壊すなどしたところ、多くの人が拒絶反応を起こしにくいiPS細胞が作製できたということです。
これまでは、拒絶反応が起きにくい免疫の型をもつ人からiPS細胞を作製していましたが、日本人の90%をカバーするには140種類の型が必要とされていました。新たな方法だと、7種類あれば95%の日本人に適合するということです。
iPS細胞研究所は2020年度の実用化を目指したいとしています。
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