住居費の理想は収入の30%以内というけれど…… アメリカでこの理想が叶いやすい都市 トップ20

1/2(水) 20:12配信
BUSINESS INSIDER JAPAN
住居費は一般的に、収入の30%を超えない方が良いとされている。

しかし、アメリカではどんなに一生懸命働いても、賃金が伸び悩む一方で住宅価格が高騰し、この“30%ルール“通りに暮らせないこともしばしばだ。

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ただ、十分な収入を得た上で住居費を抑えることのできる都市ももちろんある。実際、人口の半数以上が住居費を30%以下に抑えて暮らしている主要都市もしくは都市圏がアメリカには60以上ある。

Business Insiderは、国勢調査局の2017年の「アメリカのコミュニティー調査(American Community Survey)」のデータを使って、住居費が収入の30%を下回る住民の割合が高い、20の大都市圏をランキングにまとめた。1位の都市では、人口の64.4%が毎月このベンチマークを達成している。なお、ランキングを作成するにあたり、少なくとも50万人以上の人口を抱える都市圏をその対象とした。

このランキングには、ニューヨークやサンフランシスコといった物価の恐ろしく高い街は含まれていない。ランクインした多くの都市は、南部もしくは南西部に集中している。

十分な収入を得た上で、その大半を貯めておける20のアメリカの都市圏をランキング形式で紹介しよう。

(※全ての画像は【全画像】から)
20位 ニューヨーク州オールバニ
人口:88万6188人

世帯収入(中央値):6万8681ドル

住居費(中央値):968ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:55.2%
19位 ケンタッキー州レキシントン
人口:51万2650人

世帯収入(中央値):5万8069ドル

住居費(中央値):817ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:55.3%
18位 ノースカロライナ州シャーロット
人口:252万5305人

世帯収入(中央値):6万1156ドル

住居費(中央値):977ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:55.5%
17位 オハイオ州コロンバス
人口:207万8725人

世帯収入(中央値):6万3764ドル

住居費(中央値):916ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:55.9%


1/2(水) 20:12配信
BUSINESS INSIDER JAPAN
15位タイ ユタ州ソルトレイクシティ
人口:87万7874人

世帯収入(中央値):5万1848ドル

住居費(中央値):803ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:56.0%
15位タイ テネシー州ノックスビル
人口:87万7874人

世帯収入(中央値):5万1848ドル

住居費(中央値):803ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:56.0%
14位 テネシー州ナッシュビル
人口:190万4226人

世帯収入(中央値):6万3939ドル

住居費(中央値):1030ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:56.2%
13位 ペンシルベニア州ピッツバーグ
人口:233万3367人

世帯収入(中央値):5万8521ドル

住居費(中央値):794ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:56.5%
12位 ミズーリ州カンザスシティ
人口:212万6945人

世帯収入(中央値):6万3404ドル

住居費(中央値):935ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:56.8%
11位 ペンシルベニア州ハリスバーグ
人口:57万1903人

世帯収入(中央値):6万5069ドル

住居費(中央値):916ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:56.9%
10位 オハイオ州シンシナティ
人口:218万746人

世帯収入(中央値):6万1653ドル

住居費(中央値):790ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:57.1%
9位 ノースカロライナ州ローリー
人口:133万5079人

世帯収入(中央値):7万2576ドル

住居費(中央値):1073ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:57.4%
8位 オハイオ州トレド
人口:60万3668人

世帯収入(中央値):5万389ドル

住居費(中央値):709ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:57.8%
7位 ネブラスカ州オマハ
人口:93万4184人

世帯収入(中央値):6万5619ドル

住居費(中央値):891ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:57.9%
6位 オハイオ州デイトン
人口:80万3416人

世帯収入(中央値):5万2745ドル

住居費(中央値):764ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:58.0%


5位 ケンタッキー州ルイビル
人口:129万3722人

世帯収入(中央値):5万7279ドル

住居費(中央値):818ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:58.1%
4位 ペンシルベニア州スクラントン
人口:55万5426人

世帯収入(中央値):5万891ドル

住居費(中央値):764ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:58.2%
3位 アイオワ州デモイン
人口:64万5911人

世帯収入(中央値):6万8649ドル

住居費(中央値):873ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:58.7%
2位 ユタ州オグデン
人口:66万6547人

世帯収入(中央値):7万1629ドル

住居費(中央値):931ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:60.6%
1位 アーカンソー州フェイエットビル
人口:53万5557人

世帯収入(中央値):5万6038ドル

住居費(中央値):807ドル

収入に占める住居費の割合が30%以下の住民の割合:64.4% 

[原文:Experts say 'affordable' rent costs 30% of your monthly income. Here are the US cities where people can actually pay that.]

(翻訳、編集:山口佳美)