まず基本的に、
ブラック企業、
ブラック業界
ブラック上司
これらは、絶対に、許されません。
労働組合がないなんて、「時代場慣れしたことです」
即、作るべきです。
下北沢で、ふろ、トイレなしの3万円の小汚い賃貸に住み、
アルバイトも、2つから3つの掛け持ち。
5年以内なら、しょうがないでしょうが、
それ以上は、人生設計上
文化的な生活を営むべきだといっている「憲法上」
違反です。
駆け出しの俳優とは、そういうもんなんだ!
過去70年、我々も、その先輩方も、そうしてきたんだ!
なんていう説明も、
言い訳も、
現状分析も、
1%も、必要ありません。
どんな人間であれ、5年以上も、『超・貧しく、過酷な労働」を
強いられることは、許されません。
国
地方自治
業界の組合
何であれ、
月に、160時間労働以内で、
24万円の所得は、保証するべきです。
今、現代、
24万円以下の収入では、「文化的な生活」は、不可能です。
ブラック経営者は、
執行猶予なしで、最低でも、20年は、刑務所に入れるべきです。
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人気俳優・小栗旬(36)が俳優のための労働組合を作ろうと水面下で動いているという。
【写真】小栗旬の仲間とされる面々は…
「小栗さんは鈴木亮平、瑛太、藤原竜也、山田孝之、勝地涼といった俳優たちに声をかけて、準備しようと動いているそうです」(芸能関係者)
【写真】小栗旬の仲間とされる面々は…
「小栗さんは鈴木亮平、瑛太、藤原竜也、山田孝之、勝地涼といった俳優たちに声をかけて、準備しようと動いているそうです」(芸能関係者)
いずれも小栗と近い年齢で、私生活で仲が良いとされる俳優たちだ。
小栗は以前から俳優による労働組合の必要性を公言していた。例えば、雑誌「クイック・ジャパン」2014年8月号では、鈴木亮平との対談記事の中で、司会者から労働組合について尋ねられ、こう語っている。
《ぼちぼち本格的にやるべきだなと思ってます》
ただ、一方で既存の芸能界のシステムに変えることの難しさも小栗は同雑誌内で語っている。
《やっぱり組織ってとてつもなくでかいから、『自分は誰かに殺されるかもしれない』くらいの覚悟で戦わないと、日本の芸能界を変えるのは相当難しいっすね》
昨年もツイッター上で労組に関するつぶやきをして反響を呼んだ(既にツイートを削除)。小栗は問題意識として持ち続けているのは間違いないが、現在に至るまで労組の結成とまではなっていなかった。
ここ数年、芸能界でたびたび話題になったのが、所属事務所との契約問題。例えば、歌手で女優ののん(能年玲奈)は、NHK朝ドラ「あまちゃん」の主人公役を演じて大ブレイクしたが、その後、事務所との契約問題で対立し、仕事を干される状態に陥った。モデルのローラも、所属事務所との契約内容が“奴隷契約”だと対立、その後、ローラは海外へ行き、ピーク時に比べて活動は縮小し、、事務所と現在は和解したという報道もある。
最近で大きく問題になったのは、愛媛の農業アイドルグループ「愛の葉Girls」の大本萌景さんが自殺した事件。大本さんはグループの脱退を所属事務所に申し入れたが、トラブルとなったとされる。
他にも、ドラマ、映画、舞台など制作の際のトラブル、俳優または所属事務所への金の未払い問題、怪我・病気をした際の補償なども、なかなか表には出てこないが、芸能界では日常茶飯事で起こっている問題だ.
小栗は以前から俳優による労働組合の必要性を公言していた。例えば、雑誌「クイック・ジャパン」2014年8月号では、鈴木亮平との対談記事の中で、司会者から労働組合について尋ねられ、こう語っている。
《ぼちぼち本格的にやるべきだなと思ってます》
ただ、一方で既存の芸能界のシステムに変えることの難しさも小栗は同雑誌内で語っている。
《やっぱり組織ってとてつもなくでかいから、『自分は誰かに殺されるかもしれない』くらいの覚悟で戦わないと、日本の芸能界を変えるのは相当難しいっすね》
昨年もツイッター上で労組に関するつぶやきをして反響を呼んだ(既にツイートを削除)。小栗は問題意識として持ち続けているのは間違いないが、現在に至るまで労組の結成とまではなっていなかった。
ここ数年、芸能界でたびたび話題になったのが、所属事務所との契約問題。例えば、歌手で女優ののん(能年玲奈)は、NHK朝ドラ「あまちゃん」の主人公役を演じて大ブレイクしたが、その後、事務所との契約問題で対立し、仕事を干される状態に陥った。モデルのローラも、所属事務所との契約内容が“奴隷契約”だと対立、その後、ローラは海外へ行き、ピーク時に比べて活動は縮小し、、事務所と現在は和解したという報道もある。
最近で大きく問題になったのは、愛媛の農業アイドルグループ「愛の葉Girls」の大本萌景さんが自殺した事件。大本さんはグループの脱退を所属事務所に申し入れたが、トラブルとなったとされる。
他にも、ドラマ、映画、舞台など制作の際のトラブル、俳優または所属事務所への金の未払い問題、怪我・病気をした際の補償なども、なかなか表には出てこないが、芸能界では日常茶飯事で起こっている問題だ.
有名な俳優、芸能人であればまだ報道等で表沙汰になるが、無名であると、立場が弱いこともあり、泣き寝入りするケースが多いという。
所属事務所との契約が理不尽だったり、撮影の現場などの労働環境が過酷であった場合、ストライキなど問題提起する行動や団体交渉をすれば、という声も出るだろう。しかし、俳優の置かれてる立場は、少し特殊だ。
俳優や声優の協同組合である「日本俳優連合(日俳連)」では、芸能界における契約、未払い、労務などに関する問題の解決に取り組んでいる。映画監督であり、同協会の高瀬将嗣常務理事は、俳優を含めた芸能人たちの立場の難しさをこう指摘する。
「俳優が個人事業主なのか労働者かという点です。例えば、俳優の雇用者は誰か。作品ごとの映画会社、テレビ局、または所属プロダクションなのか。ところが、各々のほぼ共通認識は俳優の雇用主ではないという立場をとっていること。製作会社はプロダクションに発注しているという認識を有し、一方、プロダクションは俳優の代理人で対等の契約関係という見解です。では、俳優は誰に雇われているのか。『雇われていない=労働者でない=労災の対象にない』となり、現場でのケガは自己責任で処理しなければならなくなる。小栗さんの労働組合に関する発言が話題になりましたが、こうした立場に対する危惧の現れではないでしょうか」
つまり、俳優は個人事業主として会社とは業務委託契約している対等関係であって、労働基準法で定めてあるような、使用従属性、指揮監督下の労働にはあたらず、労働者(社員など)ではないということだ。
個人事業主とされると、労働組合を立ち上げるのは難しくなり、自分の身は自分で守るしかなくなる。立場の弱い無名の俳優は、なおさら厳しい境遇となる。
日俳連に所属する俳優の森崎めぐみ氏は、日本の芸能界が特殊だとする。
「そもそも俳優の労働組合がないのは、日本くらいです。海外では各国に複数のユニオン(労働組合)が実在しています。私ども日俳連が所属する国際俳優連合(FIA)の会員ユニオンだけでも、例えばカナダは3つ、アメリカには2つが属しています。さらに、FIAに所属していないユニオンもあります」
所属事務所との契約が理不尽だったり、撮影の現場などの労働環境が過酷であった場合、ストライキなど問題提起する行動や団体交渉をすれば、という声も出るだろう。しかし、俳優の置かれてる立場は、少し特殊だ。
俳優や声優の協同組合である「日本俳優連合(日俳連)」では、芸能界における契約、未払い、労務などに関する問題の解決に取り組んでいる。映画監督であり、同協会の高瀬将嗣常務理事は、俳優を含めた芸能人たちの立場の難しさをこう指摘する。
「俳優が個人事業主なのか労働者かという点です。例えば、俳優の雇用者は誰か。作品ごとの映画会社、テレビ局、または所属プロダクションなのか。ところが、各々のほぼ共通認識は俳優の雇用主ではないという立場をとっていること。製作会社はプロダクションに発注しているという認識を有し、一方、プロダクションは俳優の代理人で対等の契約関係という見解です。では、俳優は誰に雇われているのか。『雇われていない=労働者でない=労災の対象にない』となり、現場でのケガは自己責任で処理しなければならなくなる。小栗さんの労働組合に関する発言が話題になりましたが、こうした立場に対する危惧の現れではないでしょうか」
つまり、俳優は個人事業主として会社とは業務委託契約している対等関係であって、労働基準法で定めてあるような、使用従属性、指揮監督下の労働にはあたらず、労働者(社員など)ではないということだ。
個人事業主とされると、労働組合を立ち上げるのは難しくなり、自分の身は自分で守るしかなくなる。立場の弱い無名の俳優は、なおさら厳しい境遇となる。
日俳連に所属する俳優の森崎めぐみ氏は、日本の芸能界が特殊だとする。
「そもそも俳優の労働組合がないのは、日本くらいです。海外では各国に複数のユニオン(労働組合)が実在しています。私ども日俳連が所属する国際俳優連合(FIA)の会員ユニオンだけでも、例えばカナダは3つ、アメリカには2つが属しています。さらに、FIAに所属していないユニオンもあります」
有名なのが米国の映画俳優組合(SAG-AFTRA)だろう。テレビ局側や映画会社などを相手、俳優たちの労働環境の改善や最低賃金の上昇を交渉してきている。時にはスト権も行使する。
小栗が労働組合に関心を持つ背景に、所属事務所の影響もあるのではと指摘する声もある。
「小栗さんが所属する事務所の山本又一郎社長は、ハリウッドでもプロデューサーとしてならしています。ハリウッドで働くなら、当然ユニオンについて詳しくなります。小栗さんは山本社長の考え方も影響受けているのかもしれません」(芸能関係者)
小栗の動きとは別に、芸能界にはびこる問題に対し、明らかに風向きが変わり始めている。2018年2月の公正取引委員会が示した見解だ。芸能界やスポーツ界での芸能人やスポーツ選手の移籍制限が、独占禁止法に当たると示した。例えば、これまでは大手事務所に所属する俳優が別の事務所に移籍したり、独立しようとすると、大きな圧力がかけられてきた。こういった事態を公正取引委員会は、重くみており、”奴隷契約”の報道なども相次いだため、一部の芸能事務所側も契約を見直すなど動き出している。
また、日俳連も近年、より積極的に俳優たちの環境改善に取り組む。俳優が撮影中に事故にあい、被った怪我に対する補償問題で、間に入って解決に導いたり、俳優を守るために労災保険の認知活動に取り組み始めている。
「日俳合は個人事業主の集う協同組合で、スト権はないですが、団体交渉権と団体協約権はあります。我々はまずできることから、取り組みます」(高瀬理事)
小栗の念願は2019年、叶うのか…。
小栗が労働組合に関心を持つ背景に、所属事務所の影響もあるのではと指摘する声もある。
「小栗さんが所属する事務所の山本又一郎社長は、ハリウッドでもプロデューサーとしてならしています。ハリウッドで働くなら、当然ユニオンについて詳しくなります。小栗さんは山本社長の考え方も影響受けているのかもしれません」(芸能関係者)
小栗の動きとは別に、芸能界にはびこる問題に対し、明らかに風向きが変わり始めている。2018年2月の公正取引委員会が示した見解だ。芸能界やスポーツ界での芸能人やスポーツ選手の移籍制限が、独占禁止法に当たると示した。例えば、これまでは大手事務所に所属する俳優が別の事務所に移籍したり、独立しようとすると、大きな圧力がかけられてきた。こういった事態を公正取引委員会は、重くみており、”奴隷契約”の報道なども相次いだため、一部の芸能事務所側も契約を見直すなど動き出している。
また、日俳連も近年、より積極的に俳優たちの環境改善に取り組む。俳優が撮影中に事故にあい、被った怪我に対する補償問題で、間に入って解決に導いたり、俳優を守るために労災保険の認知活動に取り組み始めている。
「日俳合は個人事業主の集う協同組合で、スト権はないですが、団体交渉権と団体協約権はあります。我々はまずできることから、取り組みます」(高瀬理事)
小栗の念願は2019年、叶うのか…。
(本誌・大塚淳史)
※週刊朝日オンライン限定記事
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