私も、「いきなりステーキ」で、

全種類食べましたが、

『この肉の品質で、成功するの???』


というのが、本当の感想です。


社長は、「井の中の蛙」

なのかもしれませんし、

「本当においしいステーキを、食べたことがない」

あるいは、

「味覚音痴」


それプラス、

いま日本で騒がれておりますが、

自動車業界のみならず「問になっている”管理”」


「マネージメント」を、ご存じなのでしょうか????


ニューヨークにも、複数店出店しておりますが、

どの店も、「称賛や、驚きの」ようすがあるとは

感じません。


まあ、アメリカでは、大苦戦するはずです。

ヴィレッジにある、openして15年の『牛角』

全然、伸び悩んでおります。

この店については、数回、コメントしましたが、

冷凍肉で、おいしくなく、解凍した臭みが、顕著で、

こんなお肉の品質では、アメリカで受けないのは、当然です。

日本の牛角や、その他のチェ―ン店は、

「ひどいものです」


これらのお店で、こんなひどい品質の冷凍・解凍肉を


日本人の、お肉を知らない、お客様に提供しているようでは、

「将来性が、見込めません」


日本人の99%は、アメリカの高級ステーキ屋さんの、


おいしいお肉を、知らないわけです。


日本人が、我々日本人は、「舌が肥えている」???

と、思ったら、ほぼ、完全といえるくらい、


「大間違いです」

アメリカ人は、多分、世界で一番、おいしいステーキを知っております。

日本人の肉に対する「舌の感覚」は、

60~70点くらいのレヴェルです。







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海外流出から40年 WAGYU 世界規模で拡大 種畜や精液出荷 F1、牧草肥育も

12/23(日) 16:12配信
日本農業新聞




 凍結した和牛受精卵数百個が、日本から中国に渡る寸前で差し止められるというニュースが、今年流れた。「大切な遺伝資源の流出を防げ」。こんな声が国内産地から上がるが、1970年代から米国に渡った和牛の生体や凍結精液はその後、世界各地に広がり、「WAGYU」として独自の道を歩み始めている。10月に米テキサス州で開かれた米国のWAGYU団体の年次総会を訪ねた。(特別編集委員・山田優)

 「あれがシゲシゲタニの雄牛で、こっちにいるのはヤスフクの若雌牛。どっちもフルブラッド(100%の純粋種)で形が良いだろ?」

 米テキサス州フォートワース近郊にあるM6牧場のケビン・ムーアさん(52)は、大型四輪駆動車で牧場の中を運転しながら、笑いが止まらないように見えた。10月5日に農場で初めて開いたWAGYU種畜せりで、予定していた100頭以上を、ほぼ売り切ったからだ。午後8時からの開始にもかかわらず、国内はもちろん、オーストラリアや英国、フランスなどからバイヤー150人が駆け付けた。
専用牧場が誕生
 M6牧場は、WAGYU専門として一昨年に生まれ変わったが、それまでシャロレー種の種畜牧場として50年近い歴史があった。受精卵採取や群管理などで極めて高い技術や設備を持つのが特徴だ。300頭の雌牛を持ち、年間に200頭余りのWAGYU子牛が生まれる。多くを種畜用として販売する計画だ。

 「米国外からの注文もある。生体が無理なら受精卵で出すことも可能。WAGYU人気は世界規模だよ」

 M6牧場から30分ほどの場所に、今年4月にオープンしたばかりの「WAGYU専門」を目指す食肉処理場が稼働し始めた。テキサス州各地でWAGYUが増えているものの、既存の処理場は素早く大量処理することが優先。最高級を狙うWAGYU肥育の生産者の間で不満があったことから、WAGYUの繁殖・肥育経営をするケビン・グリフィンさん(36)が既存の処理場を買い取り、WAGYU用に改修した。毎日200頭を処理する能力がある。

 グリフィンさんも言う。「和牛の種畜や精液はいろいろな国に売っている。最近ではドイツやスイスにも売った。彼らは仲介業者だから、その先(他国)にも広がっていると思う」

 総会の会場で中米コスタリカのクワン・ギレンさん(34)に会った。オーストラリアから入手する和牛精液を、地元の牛に掛け合わせ、F1で生産。WAGYUとして日系商社を通じ海外に牛肉を販売する。「コスタリカではまだ、数軒しかWAGYUを手掛けていないが、関心は高い」とギレンさんは語る



米は1・6万頭飼養
 米国WAGYU協会のジョージ・オーウェン専務は、協会に登録された分だけで、WAGYUの雌と雄が米国内にそれぞれ8000頭程度いると話す。交雑種を含めれば数万頭の規模といわれるが、正確な数字は分からない。

 農水省によると米国WAGYUは、日本から1970年代から90年代にかけて入手した和牛生体247頭と凍結精液1万3000本を元にして育成された。90年代に遺伝資源の一部がオーストラリアに渡り、その後急速に生産国が拡大した。これらの国では日本と異なり、純粋種でなくてもWAGYU表示で売られている。総会では一部の生産者から「純粋種以外はWAGYU表示を認めないようにしよう」という提案が出されたが、反対多数で否決された。

 オーウェン専務によると、WAGYU生産者がアンガスなど他の肉専用種とのF1で販売することも多い。穀物をほとんど使わず牧草で育てる生産者も少なくない。血統と徹底した穀物肥育にこだわる日本方式とは違う道を歩んでいるようだ。