ゴーン容疑者、体調変わらず独房で読書 大使館通じ家族に伝言も
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日産自動車の報酬を有価証券報告書に過少に掲載したとして再逮捕された元会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)。検事による取り調べ時間以外は、独房で米誌タイムや英誌エコノミスト、英人気作家ジェフリー・アーチャー氏の著作などを読んでいる。体調に問題なく、大使館関係者が面会時に果物を差し入れたり、家族への伝言を仲介したりしているという。
 ゴーン容疑者は接見が禁止されており、家族らと会うことはできない。だが、外国人容疑者の権利を保障する条約に基づき、大使を含む「領事官」は面会が可能だ。それぞれ国籍のある駐日レバノン大使、駐日フランス大使、駐東京ブラジル総領事らが勾留先の東京拘置所(東京都葛飾区)を頻繁に訪れている。
 在東京ブラジル総領事館のジョアン・デメンドンサ・リマ総領事は、逮捕3日後の11月22日から今月6日にかけて計4回接見。アクリル板越しに会ったゴーン容疑者は青のジャージーなどを着ており、疲れた様子はなく、「健康状態に問題はなさそうだった」。食事や扱いに「文句や不満も出ていない」と明かす。