「スーパー玉出」創業者を逮捕=暴力団から報酬受領容疑―大阪府警
大阪市西成区の歓楽街「飛田新地」の料亭を暴力団側に貸し、売春の売上金と知りながら賃料を得ていたとして、大阪府警捜査4課は3日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで、大阪地盤の食品スーパー「スーパー玉出」の創業者で、不動産会社社長の前田託次容疑者(74)=同区玉出中=を逮捕した。
同課は前田容疑者が総額2000万円以上を受け取ったとみて調べる。認否は明らかにしていない。
逮捕容疑は3~5月、売春収益と知りながら建物賃料として計135万円を暴力団関係者から受領した疑い。
同課は飛田新地の料亭「銀河」(閉店)で、女性に売春をさせたとして、5月に指定暴力団山口組系組員の男(65)と店舗経営者で組員の内縁の妻(55)を逮捕。土地建物は前田容疑者や息子の会社名義で、違法収益を得ていた疑いが浮上した。
同課などによると、土地は1993年に前田容疑者が取得。4年前に建物を建て、組員らが料亭を始めた。計約3億円以上を売り上げており、月額45万円が賃料として支払われていたという。
同課は前田容疑者が総額2000万円以上を受け取ったとみて調べる。認否は明らかにしていない。
逮捕容疑は3~5月、売春収益と知りながら建物賃料として計135万円を暴力団関係者から受領した疑い。
同課は飛田新地の料亭「銀河」(閉店)で、女性に売春をさせたとして、5月に指定暴力団山口組系組員の男(65)と店舗経営者で組員の内縁の妻(55)を逮捕。土地建物は前田容疑者や息子の会社名義で、違法収益を得ていた疑いが浮上した。
同課などによると、土地は1993年に前田容疑者が取得。4年前に建物を建て、組員らが料亭を始めた。計約3億円以上を売り上げており、月額45万円が賃料として支払われていたという。