エアロプレスコーヒーを機械化 コクや苦みを選べる
コーヒーブームの波に乗れるか
豆の個性を生かすために1杯ずつハンドドリップでいれる“サードウエーブ”コーヒーが日本でトレンドになったのが、2015年。その流れは、家庭用コーヒーメーカーにも波及し、抽出タイプ別に見ると、ここ数年「ドリップ式」がシェアを伸ばしている。
しかし「実は、ドリップ式は機械で行うと味が不安定になりがち。豆の状態に配慮しながら湯を注ぐ人間の技を再現するのは難しい」(タイガー魔法瓶)という。そこで9月に発売された「コーヒーメーカー ACQ-X020」が着目したのは、豆の個性を生かしつつも味が安定的な抽出器具「エアロプレス」でのいれ方だ。これまで人の手で行っていたエアロプレス抽出の機械化は、業界初となる。
タイガー魔法瓶「コーヒーメーカー ACQ-X020」
●実勢価格/1万9800円(税別)
●サイズ・重さ/幅22.6×高さ29.8×奥行き19.9cm・3.1kg
●満水容量/0.54L
●サイズ・重さ/幅22.6×高さ29.8×奥行き19.9cm・3.1kg
●満水容量/0.54L



アイス用のコーヒーは、1回で60ml抽出される。抽出後に氷を入れて冷やす。アイスでもコクと苦みを設定できる





水タンクやトレーカバー、シリンダー、パッキンなどが取り外し可能なので、手入れしやすい
(文/日経トレンディ編集部)