危うく「吸い出し」、国内の152機緊急点検へ
ニューヨーク発ダラス行きの米サウスウエスト航空機(ボーイング737―700型)で17日午前(日本時間18日未明)、エンジンが壊れて部品が飛散し、乗客1人が死亡した事故を受け、国土交通省は21日、国内の航空各社に対し、事故機と同型のエンジンを緊急点検するよう指示した。
事故では、左エンジンから飛散した部品で客室の窓が割れ、機外に吸い出されそうになった乗客が死亡した。米国家運輸安全委員会の調査で、エンジンへ空気を取り込む役割を持つファンブレードが金属疲労で折れたとみられることが判明している。国交省によると、国内の航空会社では計152機に同型エンジンが使われている。同省は、超音波検査でファンブレードの傷を探し、異常があれば交換するよう求めている。
事故では、左エンジンから飛散した部品で客室の窓が割れ、機外に吸い出されそうになった乗客が死亡した。米国家運輸安全委員会の調査で、エンジンへ空気を取り込む役割を持つファンブレードが金属疲労で折れたとみられることが判明している。国交省によると、国内の航空会社では計152機に同型エンジンが使われている。同省は、超音波検査でファンブレードの傷を探し、異常があれば交換するよう求めている。