ホンダ F1、残留なんてするな、即やめなさい。その莫大な予算で、BMWや、ジャグアー、フェラーリなど、欧米最高のデザイナーを、日本人の5~10倍の年収で雇いなさい。






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ホンダ、F1残留の動きに。ただ前戦で仮病リタイアのアロンソ崖っぷち

ホンダF1を巡る混沌とした状況、一つだけハッキリしたことが見えてきたようだ。マクラーレンとの契約を続けるか、トロロッソにパワーユニットを供給することになるか不明ながら、F1に残る! 何よりホンダがここでフェイドアウトしたら、八郷社長以下、現役の技術陣はどれほど厳しい言葉でも表現出来ないほどの汚点を残す。
加えてホンダとしても「もう少し時間があれば!」。トンネルの出口は3ヶ月前くらいから見えているのだろう。「マクラーレンでもトロロッソでもいい」と考えているはず。むしろ「こじれたマクラーレンでなくトロロッソと心機一転」気分の方が強い? 最後に残るのは予算である。ホンダだって青天井じゃありません。
ということで客観的にホンダの負担を見ると、マクラーレンに1億ユーロ。アロンソの3000万ユーロで計1億3千ユーロ(約150億円)と言われる。逆に考えれば1億3000万ユーロの”予算”の範囲ならOK。マクラーレンとしては1億ユーロ欲しい。トロロッソとしてみても、少なからぬ金額を出してくれればホンダに掛けてもいい?
となると一番簡単なのはアロンソへの3000万ユーロである。アロンソだって今後何年も第一線のパフォーマンスを発揮出来るわけじゃ無い。実際、圧倒的にリーズナブルなバンドーンが良い仕事をしており、さらに実力のある新人も続々出てきた。サッカーの日本代表のように、世代交代の時期なのかもしれない。
アロンソの3000万ユーロが節約出来たなら、マクラーレンとトロロッソで山分けの6500万ユーロ。その上で、マクラーレンがトロロッソにホンダ用の駆動系を相応の金額で供給する契約にすれば、アロンソのシートを除き落としどころになりそうだ。そもそもアロンソの3000万ユーロ、関係者の多くが高いと言ってるらしい。
加えてパワーユニットへの悪口をあそこまで並べるドライバーなど見たこと無し。2回の仮病もF1をやってる皆さんからすれば「それはないんじゃないの?」。そもそも全員好きでやってる。乗る気無いのなら、そのレースだけ誰かにシートを譲ってやってもよい。スパでの仮病、さすがのホンダも怒ったと思う。
という”空気”を察したのか、イタリアに於けるアロンソのコメントがいつになく穏やか。マクラーレンにとっても、来期ホンダのパフォーマンスが上がれば、トロロッソとの2チーム供給にしてもらえばよい。ホンダを巡る混沌とした状況は、そう遠くない時期に「残留」という方向で解消へ向かうだろう。


Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。