アメリカも日本も、そして、移民が増えてきているドイツ、フランス、イギリスなどでも、私は、一度も、見たことも、聞いたこともない、一番重要なくらいのテーマ「人種差別や、マイノリティーの移民の比率と、いつ?」についてお話ししたいと思います。



まずアメリカは、世界最大の奴隷輸入国として、発展してきましたが、南北戦争の時のリンカーンによります「宣言」を発端として、「平等」をスローガンにしてきました。その後、150年、複雑に、その平等というものが、発展してきましたが、今では、大統領、企業の経営者、公の人間、有名人、などなどは特に、公共の場では、「人種差別反対」を、本音 OR 建て前は別として、「政治的正しさ」として、「人間の道徳・倫理・哲学の正しさ」として、ことあるごとに、言い続けなければならないのが、今のアメリカ社会なわけです。

まあ、ここんところが、トランプ大統領は、判っておりませんし、失敗しているわけです。

今日ここで、特に、主題にしたいのは、アメリカは、時間の問題で、それぞれの街、それぞれの市、それぞれの地域、それぞれの州、そして、アメリカ全体が、マイノリティーの数が、白人を超えるか、次は、その白人の比率が、例えば、20%以下くらいになるのか?
という問題です。

大都市で、白人が最初にマイノリティー、(要は、49%を切った、という意味です。)になったのが、サン・フランシスコなわけです。もちろん、地域としては、例えば、ヒスパニック、(特にその多くは、メキシコ人です)が、51%以上を超えている地域は、アメリカには、あります。毎日の人材・労働力としての問題は、農業、飲食業、工場、土木建築業、清掃業、産業廃棄物やごみ処理業、スポーツ関連など、などは、あまりにも直面しておりますから、98%の多くの場では、人種差別的発言は、特に、絶対に、言えません。



白人仲間の間では、ユ**人の悪口を言うのは、相当ありますし、
白人の家庭内や、兄弟同士や、親友同士では、差別的発言は、相当あります。そして、白人の希望者が多い職業や、業種では、白人の面接・採用担当者たちが、うちわで、差別的発言をするのも、日常、ありえます。

1) 要は、アメリカでは、公の場では、「本音ではなく建前として”人種差別反対”」を、声を大にして言い続けなければいけないのが今も、将来も、必要なのです。

2) 二番目は、マイノリティーが多い地区や、地域は、「他岸の火事」という感じや、自分たちとは関係ない、という見方で、思っている白人が、90%くらいあるだろうということです。
要するに、自分の住んでいる地域や、自分の働いている会社や部門では、自分の生きている間、向こう20~30年は、そんなに、ひどくなることは、ないだろうと、「甘い考えが多い」ことが挙げられます。

大都市サン・フランシスコは、歴史的にアメリカ最大規模のチャイナ・タウンが、100年も続いていて、過去50年、特に、大陸から、移住してきた経過があるところに、過去20年の、シリコン・ヴァレー・ビジネス(IT産業)の大発展におけるインド人と中国人が、大量移住したことが挙げられます。

ロサンジェルス郡や、アトランタ、ワシントンDCのように、マイノリティーが多いにもかかわらず、完全に、サラダ・ボウルのごとく、地域的に、住み分けられていますと、その問題が、「一見、薄められます」あるいは、「まだ平気だろう」とか「特に、緊急には心配していない」


ーーーー結論から言いますと、自分の居住区で、70~80%以上、自分たち・白人種が、いれば、声を大にして、文句は言わない。という感じのようです。
ーーーーー要は、パーセンテージの、問題です



3) アメリカでは、時間だけの問題で、70年後と、100年後には、白人が、マイノリティーになるという方向性を、享受しているわけで、それに似ていますのが、カナダであり、オーストラリアです。


ここ昨今の問題で、ヨーロッパの難民受け入れによって、心から、本当に、本音として、ドイツ白人の90%以上が、自分たちドイツ系白人が、国全体で、アメリカの未来のように、49%以下になることを、受け入れているのだろうか???ということです。
同様に、経過や、歴史や人種の種類は違いますが、イギリス特にロンドン、フランス、特にパリ、など、少しならよいが、自分たちネイティヴの白人が、20%~30%以下になってもよいか???
と、言うことです。----ここでも、パーセンテージと、いつそうなるのかという重要な問題です。


イギリスや、ドイツや、フランスのたとえのように、今だ、大統領や首相や、政権幹部や、議員や、大企業経営者と幹部たち、映画やTVの主要有名人たちが、白人たちだから、安心しているのでしょうが、今のまんまだと、(アメリカよりは、ずっと、遅いでしょうが、)
150年後、200年後には、マイノリティーが、国をしめることになります。
それを、90%の白人国民・市民たちが、心から、受け入れているのでしょうか?
ということが、一番の問題です。
逆に、日本にあてはめますと、今のように、日本人種ではない人の割合は、多分、4%以下でしょうから、「哲人、聖人のごとく、人種差別反対」と、唱えるでしょうが、500年後や、800年後に、オリジナル日本人種が、例えば、20~30%以下に、落ちた場合、それも受け入れるのが?という問題です。自分個人や、自分のビジネス経営に、問題がない時は、「気楽な形で、表現しますが」
町内会の回覧板でも、50軒のうち、日本人が、5所帯で、残り45所帯が、日本人以外だったら、どう考えますか、そうしますか?という問題です。


これら将来起こるであろう、確実になるであろう、社会や国や地域のネイティヴ人種の、マイノリティー化、
これらは、あくまでも「時間の問題です」
30年でなるのか、
100年かかるのか、
300年で、そうなるのか
800年で、そうなるのか
ただただ、時間の問題です。



それをわきまえたうえで、自分の考えや、志向を、述べるべきです。
自分の居住地域や、自分の会社が、自分の生きている間は、まあまあ、平気だから、という、甘い考えで、討論しては、何もこの問題は、解決いたしません。


例えば、
西暦3000年に、日本人種と呼ばれる人種が、日本人口全体の20%になったら、本当に、日本に住んでいる将来の日本住居人が、日本の歴史・伝統・文化を、心から、勉強したり、興味を持ったりするでしょうか?
ということであり、
身近の問題で言うなら、その西暦3000年に、慰安婦問題、日本海表示問題、対馬、そのほかの数々の問題が、今の時点との考えとは変わるのは、言わずもがな????
と、言う感じです。