当たり前じゃないですか!



ランドローバーは、


例を挙げるなら、


日本の日産



なんかと同様に



カッコ悪いですもの!


デザインが、悪いわけですから、


購買したいというイメージが、薄れる会社です。


性能や、故障に関して


アメリカでも


いくら、良くなってきているとはいえ、


評判が悪いわけですから、



悪いものに関して



「売れない?」


悪いから、売れない


わけです。


「どうして売れないんだろう?」


というのは、根本的に間違っているわけです。


ジャグアーは、過去40年、


そして、


過去25年



年ねん、故障・トラブルに関して


信頼をつけてきました


要は、努力して改善してきました。



ランドローバーは、


ジャグアーのその努力と、その結果に



追いついておりません。



デザインに関して、



ジャグアーは、




世界トップ5に入るくらい




トータルで、すばらしい会社です。



ランドローバーは、


フラッグシップの『レンジローバー』だけ、



ま、デザイン的に許されるだけです。



そして、ロサンジェルスの若い成金や


イギリスで「ステータス・シンボル」として


地位を築いているわけです。


何と言っても、



デザインは、悪いですが、


それをカヴァーしても



有り余っているので


購入するきっかけ


になるのは、



トヨタ・ランドクルーザー






レクサスの兄弟車です。


低価格ですと


強敵「スバル」



が存在いたします。








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英国流SUV「ランドローバー」が頭打ちの理由

7/26(水) 5:11配信
東洋経済オンライン
 輸入車の国内販売が好調だ。2017年上半期(1~6月)、外国メーカーの乗用車販売は15万台を超え、このままの勢いを保てば、1996年以来の暦年販売の過去最高更新も見えてくる。





 人気の牽引役がSUV(スポーツ多目的車)だ。メルセデス・ベンツやBMW、アウディといったドイツ勢が拡販にいそしむ。そんな中、SUVの”元祖”ともいえる老舗ブランドも動いた。英国のSUVメーカー、ランドローバーだ。

 同社の日本法人、ジャガー・ランドローバー・ジャパンは7月11日、新型SUV「レンジローバー・ヴェラ―ル」の受注を始めた。レンジローバーブランドとしては4つ目のモデルで、ドアに埋め込んだドアハンドルが使うときだけ浮き上がってくるなど、近未来感を持たせた。価格は699万円~。



■ランドローバーは日本で伸び悩んでいる

 ドイツ勢とは対照的に、ランドローバーの国内販売は近年頭打ちだ。2008年、ブランドで最も小型な「レンジローバー・イヴォーク」を発売すると、2011~2013年の3年間は毎年販売台数が倍増し、過去最高の3422台に達した。

 だがその後は他社が相次いでSUVに参入する中で存在感を出せず、年間3000台レベルから伸ばせていない。昨年秋、イヴォークのコンバーチブルタイプ(オープンカー)が登場し話題を呼ぶも、台数の伸びにはつながらなかった。
 ランドローバーは1969年に初代SUVのプロトタイプ「ヴェラール」を開発して以来、高級SUV「レンジローバー」を軸に、約50年にわたってSUVを手掛けてきた。英国が誇る自動車ブランドとしてエリザベス女王やウィリアム王子なども愛用し、英国王室御用達としても知られる。かつては”砂漠のロールスロイス”とも呼ばれた。

 2002年に高級スポーツカーメーカー、ジャガーと統合し「ジャガー・ランドローバー」として再編され、2008年にはインドの自動車メーカー、タタグループの傘下に入った。



同じグループのジャガーは、ここ数年で大躍進を見せている。2013年に発売したジャガー初のSUV「F-PACE」は、セダンやクーペではないジャガーという目新しさからヒットとなった。昨年の国内販売は約8割増と躍進。グローバルでも台数は過去最高レベルに達している。

 なぜランドローバーのSUVは伸び悩んでいるのか。

 世界的なSUVブームは、2000年代に始まった。2000年のBMW「X5」発売を皮切りに、各メーカーが続々と新型車を投入。近年は原油安も追い風となり人気が拡大。高級スポーツカーメーカーの伊マセラティや英ベントレーがSUVを投入したほか、伊ランボルギーニも開発を進めており、”ドル箱”モデルとなりつつある。
■プレミアムコンパクトSUVが市場を席巻

 日本では、米国で主流の大型車よりも街乗りでも使いやすい「プレミアムコンパクトSUV」の需要が高い。輸入車では販売上位の常連となっているBMW「X1」やベンツ「GLA」に加え、アウディも今年、小型SUV「Q2」を300万円を切る値段で発売した。

 一方、ランドローバーははるか昔から、岩場や山道を走破するようなオフロード性能に優れた高級SUVを開発してきた。価格帯も500万~1300万円台と、ほかの輸入車と比べても手が届きづらい印象がある。

 「そもそもレンジローバーはニッチで特別な客層がターゲットだ。決して大衆化することはない」。日本での伸び悩みについて、ジャガー・ランドローバー・ジャパンのマグナス・ハンソン社長を直撃すると、そんな言葉が返ってきた。

 「いいスーツを買うなら、ドイツではなくロンドンの仕立屋が軒を連ねるサビルロウでオーダーメードしたいと思うだろう。英国の職人技術やオーダーメード性については、日本人もよいイメージを持っているはずだ」

 それが悪いことではないが、と前置きしたうえで、ハンソン社長は低価格帯まで車種を拡大しているベンツを挙げ、ドイツメーカーとは異なる戦略を描いていることを強調。英国メーカーらしさを妥協せずに打ち出すことが、ランドローバーの戦い方だという。

 しかし、SUVメーカーとしては、他社の新規参入を静観しているわけにはいかないだろう。

 それだけに新モデル「ヴェラール」にかかる期待は大きい。エントリーモデルのイヴォーク(502万円~)と、走行性能を前面に打ち出した「レンジローバー・スポーツ」(860万円~)の間の価格帯に位置し、ポルシェの「マカン」やBMWの「X4」を競合車種に位置づけている。これまで押し出してきた力強さとは一味違う、優雅で洗練されたイメージを打ち出したい考えだ。



ジャガーと食い合うリスク

 今回のヴェラールは、人気の高いジャガーのF-PACEとプラットホームを共有した。同じグループ内で両者が食い合う可能性はないのか。

 「レンジローバーとジャガーは、コンセプトがそれぞれオフロードとスポーツカーでまったく異なる。客層も違うので心配はない。開発という点ではプラットホームを共有したことで、コストダウンにつながった」と、ハンソン社長は冷静だ。

 台数よりもブランド――。それだけでSUVの激しい競争を乗り切ることは容易ではない。性能や乗り心地の独自性を伝えるには、顧客との接点が重要になる。そのためハンソン社長は、「今後2~3年で、店舗数を(現状の44店から)さらに増やしていく」と話す。既存ディーラーの店舗を増やしつつ、新たなディーラーとも契約するなどして、販売網強化を進めていく方針だ。
 はたして日本の自動車ユーザーに英国の”心意気”は伝わるのか。ランドローバーの本気度が試されている。







森川 郁子 :東洋経済 記者


最終更新:7/26(水) 10:09
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