THAAD配備に反対している
中国との関係悪化緩和のため
配備の中断
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THAAD追加配備、事実上中断=発射台2基で運用へ―韓国
【ソウル時事】
在韓米軍へ配備される最新鋭迎撃システム
「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の発射台4基が
韓国に追加搬入され、
大統領府に報告されていなかった問題で、
大統領府高官は7日、
「4基の配備は(南部・星州の)用地の環境影響評価作業が終了してから決定される」と述べた。
環境影響評価作業は
最短でも1年かかるとみられており、
THAADの追加配備は事実上中断される。
同高官は、既に配備済みの発射台2基と早期警戒用のXバンドレーダーに関しては、
「撤去する必要はない」との立場を示しており、
当面、発射台2基で運用される。
北朝鮮が核・ミサイル開発を加速させる中、
迎撃態勢拡充に遅れが出ることになった。
一方、
THAAD配備に反対している中国との関係悪化には
歯止めがかかりそうだ。