世界限定99台マイバッハ初のゲレンデ



マイバッハ初のゲレンデは
まるで走るアマンリゾート


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4




ランドレーは王室のパレードにも用いられるほど、頑強さと高級感を併せ持つ。自慢の後列席にはエンタテインメントシステムやマッサージ機能もつく、贅を尽くしたモデル。価格、日本導入は未定。(メルセデスコール フリーダイヤル:0120-190-610)
街で黒光りしながら走るゲレンデヴァーゲンも、元をたどれば1979年にNATO軍に制式採用された軍用車両の民生版だ。正式採用ではなく制式採用というのがミソで、その悪路走破性能は並みのSUVとは較べものにならない本格派。「カクカクして格好いい」といわれる独特なデザインも、戦場で破損しても交換しやすい、という理由であの形になった。そのゲレンデに新たにマイバッハ仕様が加わる。メルセデス・マイバッハとは、メルセデス・ベンツよりさらに高級なブランド。豪奢(ごうしゃ)な内装と無骨な外観のコントラストが鮮烈だ。
ラグジュアリーな後列席には砂漠の国の王、助手席には敵国の姫が。禁断の恋に追っ手が迫る。運転手がアクセルを踏めば630psのV12が火を吹き、パパラッチをぶっちぎる。しぶといスパイもジャングルの泥沼では悪戦苦闘。それを横目に、ふたりは談笑しながら熱帯雨林の悪路を疾走する。それはまるで移動式のアマンリゾートのよう。ただ、スパイから逃げ切ることよりも、世界限定99台のオーナーになることのほうが遥かに難しいことかもしれないが。