東京の
おいしい店
TOKYO FM+ 4/26(水) 12:51配信
東京の声とシンクロするTOKYO FMの番組「シンクロのシティ」。ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、様々な人々に声をかけ、1つのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーと共に考えるのはパーソナリティの堀内貴之。4月18日のテーマは「東京で食べられる母国料理No.1」でした。
あらゆる料理店がひしめき合う東京の街。「ミシュランガイド 東京 2017」では、「★」付きの飲食店は全部で 266 個。その数は今回も世界ダントツの1 位。2位のパリを大きく引き離しています。そんな美食都市東京では、お店の数が多すぎてどこが本当に美味しい店なのか、見つけにくいのがたまにきず。ということで東京の街にいた外国人の皆さんに「東京で食べられる母国料理No.1」のお店を教えてもらいました!
◆渋谷でキャッチした31歳男性(アメリカ)
代官山で、すごい美味しいハンバーガー「Grill Burger Club SASA」。
100%和牛でアメリカンスタイル。インテリアはアメリカのレトロダイナーみたい。バーガーのボリュームはアメリカンサイズみたい。ハンバーガーは、日本では時々小さい。渋谷の「デモデ・クィーン」も、イベリコベーコンのバーガーはチョーオイシイ!
世界コラボレーションはアメリカではあまりない。例えばイベリコはスペイン、そして和牛、とか。すごくいいですよね。日本は世界の食べ物いっぱいあります。でも、日本スタイル。
担々麺大好き。中国でも美味しい、日本ではもっと美味しい。日本の世界の食べ物は、時々もっともっと美味しい。すごいフレッシュで安全ね。日本では生卵、生魚を食べても多分お腹痛い、ない! 食べ物は100%セーフみたい。福岡の屋台も大丈夫!
(日本で苦手なものは?)
あのー、納豆! I don’t like it. 納豆くさい! 多分納豆だけ。
(体にいいんですよ)
でも、くさい!
◆東京でキャッチした40代のご夫婦(フランス)
「シェ・アンドレ・ドゥ・サクレクール」! 人形町です。ブフ・ブルギニョンが美味しい。ビーフシチューみたいな煮込み料理、牛の!
(フランスでも母国料理ですか?)
うんうん、家庭料理です~。ここはいい雰囲気。オーナーは優しいし、フランス人の女性なんですけど、中がけっこうパリとかの食堂みたいで素朴で入りやすいです。
(コースで出てくる感じですか?)
アラカルトですね! あまり高くないね。夜でも意外とリーズナブルだと思います。
(いつもどんなメニュー頼まれるんですか?)
煮込み料理が多いですね。家では作りにくいような。
◆自由が丘でキャッチした40代のご夫婦(フランス)
「スーヴニール」っていう学芸大前にあった店に食べに行こうと思ったら潰れちゃってたんですよ。移転したのかもしれないけど残念です……。スーヴニールって“記憶”って意味で、そこの日本人のシェフは気のいい人で何よりも料理が美味しかったです。
(どんなのを食べていたんですか?)
ラタトューユ系とかハムとチーズが混ざったパテとか、フランスながらの繊細な味だったんですよね。
(フランス人のご主人としても『お袋の味』に近かったですか?)
いや、お袋の味は実はそんなに美味しくないので……(笑)。それを求めている訳じゃないんで(笑)。フランスでは大雑把な所が多いんですけど、それを日本ながらに洗練されているのが美味しかったんですよ!
(他のお店でオススメはありますか~?)
個人的にはより美味しくなったということで、「ルグドゥノム ブション リヨネ」という店。神楽坂にあります。リヨンという街の料理を紹介しています! 神楽坂の4-3-7にあります!
【世界トップクラスの美食都市、東京!】
今回、ここで紹介した以外もたくさんの国の方に声をかけました。例えばイギリスの方にも何人か出会ったのですが、イギリスの方は東京に来てから母国料理というものは食べないという方が多かったそうです。とにかく日本の料理が美味しいのでそっちを食べてます!とのこと。
他の国の方も、例え母国料理であっても、日本流にアレンジされた新しい料理として楽しんでいるようでした。東京は本当に世界きっての「グルメシティ」なんですね。
この日は紹介してくれた方の国の音楽をかけながらのオンエア。
聴いているだけで世界旅行している気分になれる、そんな放送となりました
(TOKYO FM「シンクロのシティ」2017年4月18日放送より)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170426-00010003-tokyofm-life
