私の感想は、逆で、
アメリカの成金は、
99%、ローレックス
だけです。
日本に行くと、
ありとあらゆる高級時計を
東京の仲間、知人、友人、クライアント
などで、見ますが、
マンハッタンと
ロサンジェルスでは、
ローレックスしか見ません。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
日本では、どうしてロレックスだけが、
人気なのか???
なぜ腕時計と言えばロレックスなのか
【腕時計投資家・斉藤由貴生】
腕時計投資家の斉藤由貴生です。今回は、高級腕時計において「なぜロレックスばかりがもてはやされるのか」ということについてお話ししましょう。
高級腕時計の代名詞的存在であるロレックスは、時計雑誌でもよく取り上げられとにかく人気の腕時計というイメージ。人気がありすぎるが故に、猫も杓子もロレックスというマイナスイメージとして捉えられることもあるほどです。
◆日本人が勘違いしやすいロレックスの地位
そんな中、ロレックスに関して最も良く疑われているのは「日本人だけがロレックスを好きなのではないか」という説。ルイヴィトンも同様に“日本人だけ説”が強い傾向にありますが、確かにロレックスやルイヴィトンを多くの日本人が好むのは事実です。
http://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/BBybbsO.img?h=672&w=896&m=6&q=60&o=f&l=f&x=317&y=244© SPA! 提供 日刊SPA!
しかし、ロレックスの場合は日本人だけでなく世界中の人が好きなのです。オシャレなイメージのイタリア人も好きですし、アメリカ人だってタイ人だってロレックスが大好き。つまり、ロレックスは世界中に多くのファンを抱える腕時計の王様的存在なのです。
多くの人がロレックスという選択をするがゆえに、あえてロレックスは避けたいという人もいるでしょう。他人と一緒のものを持ちたくないから、あえてロレックスを選ばないという発想こそ、まさに日本的な思考であると思います。そういう人こそ「ロレックス好きなのは日本人だけ」と思い込んでいたりするのでおもしろいものです。
しかし、そうやってロレックスに対して漠然とマイナスなイメージを持つことは非常に勿体ないと思います。実際、ロレックスには世界中でファンを生み出すだけの魅力が詰まっています。
◆何もかも計算された使い心地
ロレックスの腕時計は本当に便利で使いやすく、1週間毎日使っても全く問題ないですし、フォーマルでもカジュアルでも気にせず使えます。つけ心地が良いのはもちろんですが、水にも強く、日常的に使う範囲においてロレックスの時計に対して気を使う場面も少ないというのが良さの1つです。
一部ブランドの腕時計は、買ってみないと分からない小さな欠点があるなんてこともあったります。そういう腕時計の場合、日常仕様において、オーナーが気を使わなければならず使用頻度が低くなるでしょう。また、丁寧に使っていても設計が煮詰められていなく、壊れやすい部分があったり、壊れた場合でも修理費用が無駄に高かったりと、ユーザーに余計なストレスを与えるブランドもあるのです。
その点ロレックスは、細かいところまでよく考えられて設計されていますし、万が一壊れた場合でもメンテナンス体制は非常に良く、修理料金もバカ高くありません。
◆ロレックス以外の腕時計は毎日つけられるものが少ない
パテックフィリップは雲上時計として腕時計の最高級品というイメージですが、どちらかというと芸術品に近い存在です。車に例えるならロールスロイスがぴったりで、その実用におけるちょっとした不便さも共通しています。ロレックスは車に例えるとまさにベンツ。パテックフィリップの場合、時計本体が芸術品ですが、ロレックスはその実用性の実質剛健さに芸術性を感じることもできる存在なのです。
ということで、ロレックスの腕時計って弱点が無いと言っても良いのです。魅力的な高級腕時計は多々あるのですが、ロレックスほど弱点の少ないブランドは他に無いと思います。
ロレックス以外の高級腕時計には、当たりハズレが多く、先のように毎日付けるには厳しいというモノもあります。しかし、ロレックスの場合、どれを買ってもハズレがないため、ハードな使い方をしても全く問題ありません。複数個腕時計を持っている時計ファンの場合、1つの腕時計の使用頻度が週に1回なんてことも珍しくありません。そういう使い方の場合、どんなブランドの腕時計でも使用に耐えられます。そして、その中に1つロレックスがあるだけで、グッと便利になるのです。
ですから、ロレックスをメインとして、壊れやすいアンティークのモノや、デザインが気に入ったモノなどをいくつか楽しむというのが最もストレスがない腕時計の楽しみ方なのです。
つまり、総合的にロレックスを超える腕時計はなかなかないということが、おわかりいただけたと思います。
【斉藤由貴生(さいとう・ゆきを)】
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」(http://www.udedokeitoushi.com/)で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢することのプロフェッショナルとして、「腕時計投資」を推奨している。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と、新刊の『もう新品は買うな!』がある