何度も言いますが、


日本は、地震対策は、まあまあ、ですが、


建築


保健衛生


消防



この3つに関して、


発展途上国のごとく


日本のそれらは、「お粗末です」



今回のこれを機に、


少しは、改められるでしょうが、


どうして、スプリンクラーが、ついていなかったのでしょうか?


ついていれば、ほんの少しの一角で、すぐに消えたはずです。



そして、セクションごとの、完全に締め切られる耐火ドアーと耐火壁を、


こんな大きな倉庫でも、



15メートルおきくらいのセクションに、作ってあれば、


そこだけで、よそに拡大されずに



すんだはずです。



最低限度、


この2つの


スプリンクラーと、しきりになる耐火ドアー・耐火壁


だけでも、もっと、防げたはずです。


惜しい


悲しい


事故です。




あとは、保険金が支払われるまでには

相当時間がかかるでしょうが、


ご好運を、お祈りいたします。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー




損失は数十億円…アスクル倉庫火災で保険金は下りるのか

日刊ゲンダイDIGITAL 2/23(木) 15:02配信



 埼玉・三芳町のアスクル物流倉庫火災は、丸6日以上燃え続けたが、ようやく鎮火のメドが立ってきた。22日のアスクルの株価は5日ぶりに反発と明るい兆しも見えてきたが、ここからが正念場だ。

 今回出火した倉庫は、4年前に総工費200億円をかけて建てられた最先端の大型拠点。ネット通販向け商品約7万点が保管されていたが、火災で延べ床面積約7万2000平方メートルのうち4万5000平方メートルが焼失したという。損失額は「数十億円以上に上る」(経済ジャーナリスト)ともいわれる。

■保険・補償はどうなる?

 営業利益85億円(16年5月期)のアスクルには痛すぎる“特損”だが、今後を大きく左右しそうなのが「出火原因」だ。出火場所は、倉庫1階の廃棄用段ボール置き場の可能性が高いとみられている。倉庫関係者がこう証言する。

「1階には段ボールの他に、コピー用紙や紙類の雑貨など燃えやすいものが大量に置かれていた。もちろん、倉庫内は“火気厳禁”です。働いているのは大半がアルバイトなど下請け会社の人間なので、その点は厳しく指導される。喫煙所も倉庫の外の離れた場所に設けられています。あるとしたら充電用コンセントやベルトコンベヤーなどの不具合による発火でしょうが、最新設備の倉庫で老朽化というのも考えにくい。段ボール置き場は人けが少ないですが、煙が上がれば、すぐに気づいて消し止められそうなものですが……」

 アスクルによると、火災保険には入っていたというが、日本損害保険協会担当者は「一般論」と前置きしてこう言う。

「火災保険が下りるかどうかは、『重過失』の有無が重要になります。個別の事案によりますが、引火の恐れがあったのにたばこを吸う、機械が故障しそうなのにそのまま放置していたなどであれば、過失とみなされるでしょう。仮に社員による放火だった場合でも、それが役員以下の一般社員であれば、支払い対象になる可能性が高いと思います。ただ、保険金が支払われるまでには相当時間がかかるでしょう」

 アスクルの岩田彰一郎社長は22日、近隣住民や取引先などに謝罪したが、謝って終わりとはいかない。アスクルは住民への補償について「検討中」(広報担当者)といい、近く住民に向けた説明会を開くという。

「今月中にも配送を正常化させる予定ですが、今回の火災で商品のキャンセルが相次いだ。多くの顧客が離れてしまった可能性もあります」(アスクル関係者)

 アスクルに明るいあすはくるのか。






最終更新:2/23(木) 15:02
日刊ゲンダイDIGITAL