日本は、地震対策は、まあまあ、ですが、
建築
保健衛生
消防
この3つに関して、
発展途上国のごとく
日本のそれらは、「お粗末です」
今回のこれを機に、
少しは、改められるでしょうが、
どうして、スプリンクラーが、ついていなかったのでしょうか?
ついていれば、ほんの少しの一角で、すぐに消えたはずです。
そして、セクションごとの、完全に締め切られる耐火ドアーと耐火壁を、
こんな大きな倉庫でも、
15メートルおきくらいのセクションに、作ってあれば、
そこだけで、よそに拡大されずに
すんだはずです。
最低限度、
この2つの
スプリンクラーと、しきりになる耐火ドアー・耐火壁
だけでも、もっと、防げたはずです。
惜しい
悲しい
事故です。
あとは、保険金が支払われるまでには
相当時間がかかるでしょうが、
ご好運を、お祈りいたします。
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埼玉・三芳町のアスクル物流倉庫火災は、丸6日以上燃え続けたが、ようやく鎮火のメドが立ってきた。22日のアスクルの株価は5日ぶりに反発と明るい兆しも見えてきたが、ここからが正念場だ。
今回出火した倉庫は、4年前に総工費200億円をかけて建てられた最先端の大型拠点。ネット通販向け商品約7万点が保管されていたが、火災で延べ床面積約7万2000平方メートルのうち4万5000平方メートルが焼失したという。損失額は「数十億円以上に上る」(経済ジャーナリスト)ともいわれる。
■保険・補償はどうなる?
営業利益85億円(16年5月期)のアスクルには痛すぎる“特損”だが、今後を大きく左右しそうなのが「出火原因」だ。出火場所は、倉庫1階の廃棄用段ボール置き場の可能性が高いとみられている。倉庫関係者がこう証言する。
「1階には段ボールの他に、コピー用紙や紙類の雑貨など燃えやすいものが大量に置かれていた。もちろん、倉庫内は“火気厳禁”です。働いているのは大半がアルバイトなど下請け会社の人間なので、その点は厳しく指導される。喫煙所も倉庫の外の離れた場所に設けられています。あるとしたら充電用コンセントやベルトコンベヤーなどの不具合による発火でしょうが、最新設備の倉庫で老朽化というのも考えにくい。段ボール置き場は人けが少ないですが、煙が上がれば、すぐに気づいて消し止められそうなものですが……」
アスクルによると、火災保険には入っていたというが、日本損害保険協会担当者は「一般論」と前置きしてこう言う。
「火災保険が下りるかどうかは、『重過失』の有無が重要になります。個別の事案によりますが、引火の恐れがあったのにたばこを吸う、機械が故障しそうなのにそのまま放置していたなどであれば、過失とみなされるでしょう。仮に社員による放火だった場合でも、それが役員以下の一般社員であれば、支払い対象になる可能性が高いと思います。ただ、保険金が支払われるまでには相当時間がかかるでしょう」
アスクルの岩田彰一郎社長は22日、近隣住民や取引先などに謝罪したが、謝って終わりとはいかない。アスクルは住民への補償について「検討中」(広報担当者)といい、近く住民に向けた説明会を開くという。
「今月中にも配送を正常化させる予定ですが、今回の火災で商品のキャンセルが相次いだ。多くの顧客が離れてしまった可能性もあります」(アスクル関係者)
アスクルに明るいあすはくるのか。
