長い間、奴隷のような属国で、


多くの女性は、中国に貢がなければならず、


文化も、ほとんど、無く


産業もほとんど、育たず

親戚同士で結婚を継続し

それゆえ、

6ッツ位の姓名で、

国のほとんどをカヴァーし


50年前までは、


世界の最貧国だった「赤くて辛い漬物の国」

を、池田信夫が解説










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韓国の救いなき「反日ポピュリズム」 --- 池田 信夫

アゴラ 2/7(火) 16:40配信


朴大統領の辞任表明を受けた韓国の大統領選挙は元国連事務総長の潘基文氏が撤退し、「反日・親北朝鮮」を売り物にする左翼系の文在寅氏が勝つ見通しが強まった。こんな精神的途上国を相手にしてもしょうがないが、なぜこういうデマゴーグが毎度出てくるのかを理解しておく必要はある。

朝鮮半島は中国文明の周辺で、古代からアイデンティティ・クライシスに悩んできた。儒教文化圏ということになっているが、儒教は宗教ではないので、救済の論理をもっていない。内面的な救いは他に求めるしかなく、それは近代以降はキリスト教だった。その信徒は人口の約30%で、韓国で最大の宗教である。

李氏朝鮮では今の北朝鮮のような極貧状態が500年以上続き、人口は600万人前後でほとんど増えなかった。儒教は中国では人口の1%以下の特権階級の道徳だったが、それを輸入した朝鮮では人口の50%以上が公務員(両班)になり、何も生産しなかったからだ。

近代以降は清とロシアと日本に踏みにじられて独立を失い、1960年代まで世界の最貧国だった。日本からの経済援助や技術移転で成長したが、それを認めたくないので「日帝36年」の神話をつくり、日本を仮想敵にして南北朝鮮のアイデンティティを作り出した。こういう救いのない状況は、日本人にはわからない。

このように異質な敵を排除して味方の同質性を作り出すのはカール・シュミット(http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51988016.html)の理論だが、1930年代にはファシズムと呼ばれ、ソ連では社会主義と呼ばれた。今はポピュリズムと呼ばれるが、その共通点は次の3つだ:

・味方を同質化するために敵という記号が不可欠だ

・天才的カリスマは必要条件ではない

・ポピュリズムはローカルな現象である

ヒトラーの敵視した「ユダヤ人」の定義は不明だったが、それは悪を示す記号なので中身は何でもよかった。彼も最初はカリスマではなく、貧乏な画家のなりそこないだった。ナチスはドイツ至上主義のローカルな党だったが、だからこそ民族的な同質性を作り出した。

日本の「ファシズム」には、カリスマがまったくいなかった。共産党などの敵を弾圧した根拠は、日本人にもよくわからないローカルな「国体」だった。韓国の反日ポピュリズムもローカルな現象だが、最悪なのは彼らに敵視されている日本政府の背後から弾を撃つ朝日新聞のような「隠れファシスト」である。



池田 信夫

最終更新:2/7(火) 16:40
アゴラ
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