東京23区「平均年収ランキング」圧倒的1位は902万円の港区


千代田区長選が、スタートしましたが、

2位:千代田区「784万円」 エリートが集う”働く街”

(写真=PIXTA) (写真=PIXTA)
2位は千代田区の784万円。真ん中に皇居があり、東京駅から永田町、飯田橋まで中央省庁などが集中している。住む街というよりは「働く街」のイメージが強く、夜間人口が極端に少ない地域でもある。それでも公務員宿舎や丸の内に住む「エリート」たちや、近年の都心回帰志向の高まりを受けて移住してきたビジネスマンたちが数字を押し上げた。一方で神田や九段下など古くから住んでいる世帯が多く残っているエリアも多いことが港区との差につながったと考えられる。

■1位:港区「902万」 2位に100万円以上の差

(写真=PIXTA) (写真=PIXTA)
年収第1位は、言わずと知れた港区。その額はなんと902万円。会社員の平均年収が400万円台前半といわれているだけに、その金額がいかに多いかが分かる。六本木や赤坂、品川やお台場までを区域におさめており、大手の情報通信企業など羽振りの良い会社が集まっている。それらの企業に勤める裕福な層が「麻布」「白金」「青山」といったエリアに住んでいるとみられる。
古くからの町並みも残していた品川から田町にかけてのベイエリアにもここ数年で多くの高層マンションが建設されている。家賃50万円を超える物件も普通で、高収入の人しか住めないような物件が多くあることからもこの順位は必然といえるだろう。

東京23区在住者 平均年収ランキング

1位:港区(902万円)
2位:千代田区(784万円)
3位:渋谷区(703万円)
4位:中央区(556万円)
5位:文京区(544万円)
6位:目黒区(537万円)
7位:世田谷区(506万円)
8位:新宿区(477万円)
9位:杉並区(436万円)
10位:品川区(427万円)
11位:豊島区(412万円)
12位:大田区(395万円)
13位:練馬区(395万円)
14位:江東区(389万円)
15位:中野区(387万円)
16位:台東区(385万円)
17位:墨田区(350万円)
18位:板橋区(350万円)
19位:江戸川区(346万円)
20位:荒川区(345万円)
21位:北区(344万円)
22位:葛飾区(333万円)
23位:足立区(324万円)

*ランキングは、2013年度の各区の課税対象所得を納税義務者数で割り計算




(ZUU online 編集部)