【ニューヨーク時事】米大リーグのレッドソックスからフリーエージェントとなっていた上原浩治投手(41)が、ワールドシリーズ覇者のカブスと年俸600万ドル(約6億9000万円)の1年契約を結んだことが14日分かった。関係者によると、より高い契約額を提示した球団もあったが、上原が挙げていた「勝てるチーム」という条件がカブスを選んだ最大の要因となった。
上原は大リーグ8年目の今季、50試合に投げて2勝3敗7セーブ、防御率3.45。7月中旬に右胸を痛めて戦列を離れたが、9月初めに復帰した後は11試合連続無失点でシーズンを終えた。カブスが大リーグで4球団目となる。