【リヤドAFP=時事】サウジアラビアで殺人罪で死刑判決を受けたトゥルキ・ビン・サウド・カビル王子の刑が18日、首都リヤドで執行された。
同国内務省が声明で明らかにした。サウド王家のメンバーは数千人に上るが、処刑されるのはまれ。
サウジ英字紙アラブ・ニューズは2014年11月、友人を射殺した王室メンバーがリヤドの裁判所で死刑判決を言い渡されたと、王子の名前を出さず報道。それによると、王子は12年12月、リヤド郊外のキャンプ場で友人と口論の末に発砲し、1人を殺害、1人を負傷させた。犠牲者の親族は同紙に、死刑判決はサウジの「公正な司法制度」を反映したものだと語った。