【スポーツ情報局】
テニス担当記者:27日に開幕するウィンブルドン選手権で“リコール”です。大手スポーツメーカーのナイキ社が製作した今大会用の女子ウエアについて選手からクレームが出て、改善することになりました。ニュースサイト「News.cоm」が伝えています。
デスク:どんな問題があったんだ?
記者:同サイトが伝えたところでは、新ウエアの腰から下、下半身の肌の露出度が高過ぎるために一部の契約選手からクレームが出たそうです。しかも、今大会の服装規定などに抵触する可能性もあるため、ナイキ社が修正に乗り出すことになりました。
デスク:ウィンブルドンは何事にも厳格だからな。ウエアは全部白じゃなければいけないし、オフホワイトやクリーム色もダメ。シューズのひもまで白だからな。肌の露出が多いのも問題ってか。
記者:ナイキ社は契約選手に「ウィンブルドンの規定に従って補正しなければなりません。これは非常に重要なこと」と通達し、現地でウエアを直すそうです。
デスク:もう大会が始まるってのに、大慌てだな。
記者:今大会に出場するナイキの契約選手は約20人。今年の全豪オープンでベスト4のジョアンナ・コンタ(25=英国)やウージニー・ブシャール(22=カナダ)が新ウエアを着用する予定ですが、急な変更で成績にも影響しかねないですね。