◇インターリーグ ナショナルズ3―2タイガース(2016年5月11日 ワシントン)
【写真】20奪三振を記録しているロジャー・クレメンス
ナショナルズのマックス・シャーザー投手(31)が11日のタイガース戦でメジャータイ記録となる20奪三振を記録した。これは史上4人目の快挙で、過去にはロジャー・クレメンス(レッドソックス)、ケリー・ウッド(シカゴ)、ランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)がいる。
シャーザーは9回を完投して今季4勝目。119球で6安打無四球2失点という内容だった。「8回を終えたときに誰かが18だと言っていたので、その時に初めて奪った三振の数を知った。だから、9回に20奪三振とする可能性もあるなと思ったんだよ」と快投を振り返る右腕。9回はカブレラとアップトンからそれぞれ空振りの三振を奪い、過去の偉大な3投手に肩を並べた。
20奪三振以外にも、シャーザーはこの試合でもう一つの記録を達成。相手のタイガースは2010年から4年間を過ごした古巣でもあるが、この勝利でメジャー全30球団から白星を挙げた史上17人目の投手となった。現役ではこれが2人目で、もう1人はカブスのジョン・ラッキー。
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Wiki
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選手としての特徴
- サイドスローに近いスリークォーターから繰り出す、平均93-94mph、最速100mphに達する速球(4シーム)、チェンジアップ(84-85mph)、スライダー(85-86mph)が主要な持ち球で、時折カーブ(77-78mph)も投げる。基本的にはこれらの球種で三振を多く奪うスタイルである。特にスライダーへの評価は高く、メジャーリーグ全球団の監督を対象にした2015年の部門別ベスト選手アンケートでは、ナショナルリーグのスライダー部門で1位に入っている[14]。
- 2014年のGB%は36.7%、同年までのキャリア平均でも38.8%と典型的なフライボーラーで、シーズンによっては被本塁打が多くなりがちである。また奪三振の多いスタイルもあり、投球数が多くなりがちな点が弱点とされる(2014年のGB%は規定投球回に達した88投手中80位、1回あたりの投球数は16.51で低い方から数えて同70位)[15]。ただ、現在のところ大きな怪我には見舞われておらず、タフネスが身上でもある。
- 右目が青色、左目が褐色という虹彩異色症[16]。