フランス各地で9日、労働者の権利を脅かすものであるとして、労働法の改正案に反対する抗議デモが行われた。首都パリ（Paris）、西部のナント（Nantes）やレンヌ（Rennes）では、デモ隊と警官隊が衝突し、負傷者も出ている。フランスでは若年層の失業率が25％に達し、政府は失業率の改善を目標にしているが、改正案では目標達成は困難との見方が強い。数週間に及んでいる抗議行動を率先しているのは学生たちだが、学校が休業期間に入ったことなどが影響し、抗議運動がピークに達し39万人が参加した3月31日のデモと比べると、参加者は大幅に減少している。映像は、パリとレンヌ。(c)AFP
2016年4月10日
Sporadic violence erupted as tens of thousands of people took to the streets in dozens of French cities on Saturday in the latest protests against labour reforms seen as threatening workers' rights.
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