マリオットのシェラトン買収白紙に 中国企業が対抗案

朝日新聞デジタル 3月20日(日)9時51分配信
 米ホテルチェーン大手で「シェラトン」「ウェスティン」などのブランドを展開するスターウッド・ホテルズ・アンド・リゾーツ・ワールドワイドは18日、同業の米マリオット・インターナショナルによる買収の合意をいったん白紙にする方針を明らかにした。中国金融大手・安邦保険集団が率いる企業連合から、マリオットの提示額を上回る買収の提案を受けたことが理由だという。

 スターウッドにはマリオットが昨年11月、総額122億ドル(約1兆3600億円)で買収を提案したが、安邦保険側は132億ドルを提案し、マリオットを上回ったという。マリオットは28日まで追加交渉の権利を持っており、金額を引き上げるかどうか注目される。新しい条件を出さないと、安邦保険側のスターウッド買収が決まる。
朝日新聞社
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4
イメージ 5
イメージ 6
イメージ 7



最終更新:3月20日(日)13時28分
朝日新聞デジタル