アメリカは、(アジア以外で、)
欧米で、ダントツに、世界一、
洗練された寿司の流行と、ビジネスを作っておりますが、
その37年のすしの歴史の中で、
いろいろ、(当たり前ですが)変遷が、あります。
今の欧米寿司ブーム(寿司バー)の発祥のレストラン
「Teru Sushi」
ロサンジェルス(スタジオ・シティー)
その当時は、95%の人たちが、寿司バー(カウンター)以外は、寿司ではない。
という感じで、
寿司カウンターのために、週末は、2時間半も待っていた状況でした。
それが、寿司ブームが、全米に広がり、5千店を超えるころからは、
皆、お話が主体なので、
(アメリカ人は、お互い、目を合わせて、話したいのでーーー)
カウンター席は、閑古鳥に、なりました。
そういう時代が、20年以上、続いた、と言えます。
しかし、
超・高級・創作寿司は、ロサンジェルスの数軒と、
パロアルトの『ル・ポワソン・ジャポネ』が、発祥ですが、
それから、7年、12年くらい、間が、空いて、
マンハッタンに、上陸です。
もちろん、ロスから、マンハッタンに移転して、きっかけを作った
”Masa"は、忘れてはいけません。
3年前に開店した、数寄屋橋ジローで、修行した”Nakazawa"
などをはじめ、
日本の銀座の寿司のレヴェルを主眼に置いた「そのような高級、本格派の寿司」が
続々、乱立してきました。
(上記のカルフォルニアのほうが、全然、先ですが、
一般的に、億万長者と、超・エリートが、ごまんといるマンハッタンと違い、
マンハッタンのようには、価格が取れません。それ故、ビジネスは、永続できません。
Masaなどは、それを察知して、真っ先に、マンハッタンに、移動したわけです)
話は、長くなりましたが、
今では、マンハッタンでは、
超・高級すしバーという、但し書きは尽きますが、
そのカテゴリーの中では、
カウンターで、食する、
ということが、
当たり前に、なってきました。
下の記事のKosaka などは、
お隣キムチの国・半島の国のオーナーが、
懐石の”Rosanjin”
居酒屋の”En"
などに続いて、
彼らも、このカテゴリーに、参入です。
ここ7年くらいは、特に、金銭的に、豊かになり始めましたから、
今まで、白人たちからは、人気もなく、
くさいので、無視されてきた、彼らの料理も、
彼ら独特の、パワーで、
押しに押して、
マスコミも巻き込んで、
すごい、力を、発揮してきております。
まあ、日本人の3倍から、10倍、(駄目でも)パワーが、あります。
彼らが、ジャパニーズ・レストランをやるときは、
98%が、郊外や、
田舎や、
家賃の安いところでしたが、
ここにきて、
マンハッタンという、世界一のロンドンに次いで、家賃の高いところで、
元が取れると思い、
(どう転んでも、彼らの本国の料理では、客単価が、3万円から、8万円という、こういう高級すしバーのような
値段は、取れません)
高級すしバーに、参入しだしたのです。
いくら、世界一の大金持ちがいるとはいえ、
超・超・高級すしバーが、マンハッタンに、約7~10軒になりました。
少しは、淘汰されざるを得ません。
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「カウンターでおまかせを」、ニューヨーカーの寿司の食べ方に変化(8日)
ニューヨーカーの寿司の食べ方に変化がみられるようになりました。テーブル席で食べるのではなく、カウンターに座ってシェフのおまかせを食べることを好む人たちが増えてきています。昨年12月にニューヨークにオープンしたばかりの寿司レストラン「KOSAKA」は、店内20席のうち半分以上の12席をカウンターにしています。ニューヨークからロイターの我謝京子がレポート。
220 W 13th Stニューヨーク, NY 10011
アメリカ合衆国
7th AveとHoratio Stの間
West Village
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