エドウイン再生:1 突然の経営危機に青ざめた

朝日新聞デジタル 12月9日(水)11時30分配信 (有料記事)
 ■けいざいSHINWA

 「Broken in!(はき慣らした感じ!)」
 国産ジーンズ最大手のエドウインが本社を構える東京・日暮里。その駅前にある直営店「DENIM GALAXY日暮里店」で11月初旬、米国出身の男性会社員(35)がジーンズを試着して、驚きの声を上げた。
 彼にとってジーンズは、生活に欠かせない存在だ。朝起きればはき、帰るとスーツから着替える。きついのは慣れっこ。ジーンズとは「野球のグラブのように少しずつなじんでいくものだった」。
 だが、試着したストレートジーンズは、細身で新品なのに、脚を曲げると微妙にストレッチがきいた。……本文:2,953文字この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151209-00000010-asahik-bus_all

エドウイン再生:2 社員が覚醒、新シリーズ誕生

朝日新聞デジタル 12月10日(木)7時30分配信 (有料記事)
 ■けいざいSHINWA

 エドウインが資産運用で500億円の損失を出したことが判明し、債権者の話し合いが続いた。中心となる金融機関は大手銀行や地銀を含め計21行。「私的整理で」「社長に責任をとらせろ」。本業に問題がなかっただけに、原因をつくった創業家社長の去就を巡っても綱引きがあり、時間がかかった。
 最終的に私的整理の一つ「事業再生ADR」で解決を図ることにした。商取引に支障をきたすことなく、短期決着をめざす手法だ。一般的に私的整理は経営者がそのままだが、債権放棄を伴う場合は経営者の責任が問われる。問題発覚から1年余りがたっていた。……本文:2,369文字この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
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エドウイン再生:3 カイゼン徹底、国内生産貫く

朝日新聞デジタル 12月11日(金)7時30分配信 (有料記事)
 ■けいざいSHINWA

 薄暗い倉庫内で、決闘が始まろうとしていた。「今日こそ、カタつけてやるよ」と髪をオールバックに決めた瑛太(えいた)。売られたけんかに水原希子(きこ)が挑発する。「私がいま何はいてるか、わかる?」
 モデル出身の人気俳優が、映画「ウエストサイド物語」風にキレのいいダンスで競演するエドウイン「ジャージーズ」のCMが今春、テレビで流れた。水原が生地を5センチほどつまみ上げてニヤリとし、動きやすい伸びる素材を使った商品だとアピールする。
 伊藤忠商事の資本が入ったエドウインは、広告宣伝にも力を入れる。……本文:2,439文字この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
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