[ワシントン 25日 ロイター] - 米環境保護庁(EPA)は、独フォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>による排出ガス規制逃れ問題を受け、車両の検査を強化する方針を固め、各自動車メーカーに文書で通知した。
ガソリンエンジン車を含め、米国とカナダで販売の全乗用車および軽トラックを対象に違法な機器が取り付けられていないか検査する。さらに通常の道路状況下で排出基準を満たしているかを調べるため、追加検査を求める可能性もある。追加検査では、スモッグや酸性雨に関連する窒素酸化物に加え、温室効果ガスである二酸化炭素の排出量も測定する。
EPA交通・大気汚染管理局のクリス・グランドラー局長は記者団に対し「検査の内容を各メーカーに通知することはしない」と語った。
検査強化に伴い、自動車メーカーによってはリコール(回収・無償修理)や製造変更などを余儀なくされ、負担が増す恐れもある。
*内容を追加しました。
ガソリンエンジン車を含め、米国とカナダで販売の全乗用車および軽トラックを対象に違法な機器が取り付けられていないか検査する。さらに通常の道路状況下で排出基準を満たしているかを調べるため、追加検査を求める可能性もある。追加検査では、スモッグや酸性雨に関連する窒素酸化物に加え、温室効果ガスである二酸化炭素の排出量も測定する。
EPA交通・大気汚染管理局のクリス・グランドラー局長は記者団に対し「検査の内容を各メーカーに通知することはしない」と語った。
検査強化に伴い、自動車メーカーによってはリコール(回収・無償修理)や製造変更などを余儀なくされ、負担が増す恐れもある。
*内容を追加しました。