【ロンドン=角谷志保美】国際軍事専門誌IHSジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー(電子版)は、中国が南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島にあるファイアリー・クロス礁(永暑礁)に建設していた滑走路が完成したとする衛星写真を24日付で公開した。
画像は20日撮影。3125メートルの滑走路には白線などが引かれ、ヘリポートを示す「H」のマークがある。同誌は、「滑走路の完成で、中国はスプラトリー諸島を航空パトロールする潜在能力を備えた」と指摘した。中国は同礁を埋め立て、滑走路の他にも港や建物、道路などの建設を進めている。
画像は20日撮影。3125メートルの滑走路には白線などが引かれ、ヘリポートを示す「H」のマークがある。同誌は、「滑走路の完成で、中国はスプラトリー諸島を航空パトロールする潜在能力を備えた」と指摘した。中国は同礁を埋め立て、滑走路の他にも港や建物、道路などの建設を進めている。