ニッキー・ミナージュが生放送中に「クソ女」発言

東スポWeb 9月6日(日)16時34分配信

 今週行われた「MTVビデオ・ミュージック・アワード」授賞式で、米巨尻ラッパー、ニッキー・ミナージュ(32)が生放送中にもかかわらず司会を務めた歌手マイリー・サイラス(22)に向かって「このクソ女!」と言い放ち、批判が集中している。

 事の発端は先週、米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで、マイリーがニッキーについて「失礼な人」と辛辣批判したことだった。

 そのため、本紙既報通り、2人が顔を合わせる授賞式はピリピリムードに。ニッキーが大ヒット曲「アナコンダ」で「最優秀ヒップホップ・ビデオ賞」を受賞し、壇上でスピーチを終えた直後に“事件”が勃発した。

 司会のマイリーにマイクを返す際、ニッキーは「さぁてと…。この間メディアで、私に対してたくさん言いたいことがあったらしい、そこのクソ女にマイクを戻すわ」と言い放った。一瞬驚いたマイリーだったが、すぐに平静を装い「あのさ、この業界の人間がインタビューでしゃべったら、どう操作されるか分かっているでしょ。とにかく、おめでとうニッキー」と大人の対応で返した。

 その間、ニッキーはマイリーをにらみつけ、音声こそ拾われなかったが「ふざけんなよ、このクソ女」と吐き捨て会場を凍らせた。

 そもそもマイリーがニッキー批判をしたのは「アナコンダ」がMTV賞のハイライト「最優秀ビデオ賞」にノミネートされなかったことに腹を立てたニッキーがMTVを「人種差別主義」と呼び、同賞の有力候補になったテイラー・スウィフト(25)を「白人で美人だからね」と皮肉たっぷりのツイートしたこと。この一件にマイリーは同紙に「怒りだけのメッセージじゃ、誰も説得できない」「もともと性格も良くないし」とぶっちゃけた。これにカチンときたニッキーが授賞式でキレたというわけだ。

 当然、視聴者は猛反発。ツイッターでは「場をわきまえろ」などとの批判が殺到。米芸能サイト「フィッシュラッパー」は「ニッキー・ミナージュ/100%ピュアなカス」との見出しで「先入観だけで人を嫌い、もう一方でへつらう、お世辞にも才能があるとは言えない“ラッパー”」とこき下ろした。ニッキーの怒りがまた爆発しそうだ。


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最終更新:9月6日(日)16時34分
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