辛辛ラーメン、マッコリ、焼酎…対日輸出激減 青ざめる韓国食品界辛ラーメン、マッコリ、焼酎…対日輸出激加工食品や酒などの対日輸出をめぐり、韓国の食品業界が大幅な減少に青ざめている。日本で韓流ブームがピークだった2011年ごろに比べ、半減から8割減となる商品もあり、現地の業界は新たな売り込み先探しに躍起だ。日本の「嫌韓感情」を輸出減の理由とする報道も少なくない。
《農心(ノンシン)》
韓国の製麺、インスタント食品、スナック菓子会社。1965年9月18日会社設立。当時の社名はロッテ工業株式会社といった。設立当初製造していたラーメンのブランド名はロッテラーメンだった。 同社の商品の一つである「辛(シン)ラーメン」は高いシェアを持っている。
韓国の食品大手、農心の看板ブランド「辛ラーメン」
かつてはスーパーやコンビニでも売り場を占めていた
韓国の食品大手、農心の看板ブランド「辛ラーメン」といえば、かつてはユニクロがTシャツのデザインにも採用した韓国を代表するインスタントラーメンだった。日本でも韓流ブーム華やかな2011年ごろには、スーパーやコンビニでも売り場を占めた。だが、最近では量販店でも見かけるのはまばらに
ピーク時、日本は最大の「輸入国」だった
韓国関税庁が4月20日に発表した最近5年間の麺類の輸出入動向によると、日本は12年まで韓国製インスタントラーメンの最大の「輸入国」だった。ピークの11年には、約1万1400トン、金額にして5278万ドル(現行レートで約63億円)が日本に輸出された。
その後は毎年減少傾向
その後は毎年減少傾向が続き、14年の輸出は2447万ドル(同約29億円)とほぼ半減した。輸出に占める日本のシェアは11.7%にまで減少し、中国(16.6%)、米国(12.5%)を下回っている。
わずか3年間で対日輸出は半減
2015年1~3月の対日輸出額も約7億円と、前年に満たない水準。わずか3年間で対日輸出は半減した状態となっており、韓国・聯合ニュースは「『嫌韓』感情飛び火…日本へのラーメン輸出、3年間で半分」と報じたほどだ。
インスタントラーメンだけではない
マッコリも減少
減少したのはインスタントラーメンだけではない。韓流ブームの象徴として、政府を挙げて輸出拡大を図った韓国の濁り酒、マッコリはピークの11年に4841万ドル(約58億円)だった日本向けの輸出額が、14年には914万ドル(約11億円)に減少した。実に81%減と大幅な需要減に見舞われている。
韓国焼酎も
同様に韓国焼酎の対日輸出額も14年は前年比約14%減、米を詰めた丸鶏を煮込んだ伝統食「参鶏湯(サムゲタン)」も同約3割減となるなど、飲食分野における日本の“韓国離れ”は急速に進みつつある
“韓国離れ”如実に…
「韓国マスコミの罪は大きい」
「日本人がなぜ韓国に怒り、ある種の“韓国離れ”の現象が起きているのか韓国社会にはほとんど伝えられていない。反日に自制のない韓国マスコミの罪は大きい」(ソウル駐在客員論説委員 黒田勝弘)
韓国報道に在日コリアンも痛烈批判
西日本最大、大阪・生野のコリアタウンの在日コリアンは、祖国のメディアに批判の声を上げている。祖国の止まない反日感情を煽る報道には、「(日本と韓国の)両国関係が取り返しのつかないことになりそうなのに、まだやっているのか」とあきれ顔だ