東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議のためマレーシアを訪れている中国の王毅外交部長が6日、日本の岸田文雄外相と会談した。関係者によると、王部長は岸田外相に対して、「あちこちで中国と張り合おうとしないことだ」と述べた。中国・新華社が7日伝えた。
報道によると、王部長は「今年は戦後70周年で特殊かつ重要な意義のある年だ。歴史問題で日本は責任ある態度をとり、ごまかさないようにするべきだ」と指摘。
また日本の中国に対する態度について、「『互いに協力相手であり、互いに脅威にならない』という姿勢をとるとの約束を守り、あちこちで中国と張り合おうとしないことが必要だ」と述べた。
会談で岸田外相が東シナ海のガス田開発問題に触れた際、王部長は経緯や中国側の立場を岸田外相に伝え、「日本は実際の状況に基づき、問題を正しく処理するとの態度で対応してもらいたい」と求めた。
(編集翻訳 恩田有紀)
報道によると、王部長は「今年は戦後70周年で特殊かつ重要な意義のある年だ。歴史問題で日本は責任ある態度をとり、ごまかさないようにするべきだ」と指摘。
また日本の中国に対する態度について、「『互いに協力相手であり、互いに脅威にならない』という姿勢をとるとの約束を守り、あちこちで中国と張り合おうとしないことが必要だ」と述べた。
会談で岸田外相が東シナ海のガス田開発問題に触れた際、王部長は経緯や中国側の立場を岸田外相に伝え、「日本は実際の状況に基づき、問題を正しく処理するとの態度で対応してもらいたい」と求めた。
(編集翻訳 恩田有紀)