高円宮妃久子さまは25日、秋田市の市立千秋美術館で「手のひらの小宇宙-根付の世界」と題して講演された。根付は印籠(いんろう)などに付けた江戸時代の工芸品。久子さまはコレクターとして知られ、2012年には根付の研究で大阪芸術大の博士号を取得している。
講演で久子さまは、学生時代に根付に出合い魅了されたことを述べ、スライドを使いながら動物をかたどったユニークな作品を紹介。「この小さい手のひらの芸術が、世界に対し文化交流の担い手、親善大使として静かに確実に影響力を発揮してきた」と語った。
同美術館は26日~6月7日、「掌中(しょうちゅう)の珠(たま)-高円宮家コレクションの根付」展を開催。久子さまと02年に逝去した高円宮さまが集めた作品約260点が展示される。【真鍋光之】
講演で久子さまは、学生時代に根付に出合い魅了されたことを述べ、スライドを使いながら動物をかたどったユニークな作品を紹介。「この小さい手のひらの芸術が、世界に対し文化交流の担い手、親善大使として静かに確実に影響力を発揮してきた」と語った。
同美術館は26日~6月7日、「掌中(しょうちゅう)の珠(たま)-高円宮家コレクションの根付」展を開催。久子さまと02年に逝去した高円宮さまが集めた作品約260点が展示される。【真鍋光之】
最終更新:4月25日(土)20時45分