2014年のノーベル物理学賞を受賞した、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授によるLED照明開発の米ベンチャー企業「SORAA(ソラー)」が近く日本法人を立ち上げ、国内で本格的に自社製品を販売する。中村氏が23日、記者会見を開き事業計画を発表した。販売目標は3億円規模という。
08年に中村氏らが米国で創業したソラーは紫色LEDによる高品質のLED照明を開発。12年に米国や欧州を中心に製品の販売を始めた。日本でも2年前から販売し、ホテルや百貨店などの照明に使われている。国内で本格的に販売するため、今月1日に横浜市に事務所を開設。5月に日本法人を立ち上げる予定。
中村氏は「福島の原発事故があり、省エネを目指す日本でLED照明が広がっている。私たちが開発した製品は従来品より白色がきれいで、安定している」と話した。(木村俊介)
08年に中村氏らが米国で創業したソラーは紫色LEDによる高品質のLED照明を開発。12年に米国や欧州を中心に製品の販売を始めた。日本でも2年前から販売し、ホテルや百貨店などの照明に使われている。国内で本格的に販売するため、今月1日に横浜市に事務所を開設。5月に日本法人を立ち上げる予定。
中村氏は「福島の原発事故があり、省エネを目指す日本でLED照明が広がっている。私たちが開発した製品は従来品より白色がきれいで、安定している」と話した。(木村俊介)
朝日新聞社
最終更新:4月23日(木)22時31分