グーグル開発の人工知能、その名も「DQN」 ネットでは「命名事故?」「奇跡的」





withnews 2月26日(木)14時17分配信


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150226-00000001-withnews-sci&pos=1



グーグル開発の人工知能、その名も「DQN」 ネットでは「命名事故?」「奇跡的」




 米国のIT大手グーグルが、画期的な人工知能を開発した、と26日号の科学情報誌「ネイチャー」(電子版)で発表しました。その名も「DQN」。「DQN(ドキュン)」とは、「知的水準が低く、常識がない」という意味の日本のネットスラング。グーグル肝いりのプロジェクトだけに、世界中のネットユーザーの間で「ドキュン」が浸透するかもしれません。

DQNの元ネタになったテレビ番組とは?

DQN、難しい課題にゼロから取り組む
 ネイチャー電子版によると、この人工知能(AI)は、グーグルの子会社「ディープマインド」のチームが開発しました。
 他企業が開発している既存のAIは、単一の目的に特化されているものが多くありました。
 それに対してDQNは、「得点が最大になるような行動を選ぶ」「データから対象物の特徴をとらえる」などの学習機能を組み合わせることで、様々な課題にゼロから取り組んで成果を上げられるのが特徴です。
 たとえばゲームの場合なら、遊びながら自動学習し、攻略法を編み出して上手くなっていくそうです。

DQN、インベーダーゲームで高得点
 DQNという名前は、「ディープQネットワーク」という人工知能システムの略称。子会社「ディープマインド」の名前に由来するとみられます。
 実際にDQNは、米国のゲーム会社「アタリ」のレトロなインベーダーゲームをプレーし、人間のプロゲーマーに匹敵する高得点を挙げたそうです。

 DQNは日本のネット上では「ドキュン」と読まれ、「知的水準が低く、常識がない」という意味のネットスラングとして知られています。今回の発表に対し、ツイッターではさっそく「すごく頭が悪そう…」「奇跡的な名前」「命名事故?」といった投稿が相次いでいます。