2015年2月20日 / TEXT：共同通信
http://www.pc-audio-fan.com/news/pc/20150220_71490/
音響・通信機器の城下工業は、自社オーディオブランドSOUND WARRIOR（サウンドウォーリア）にて、クロックジェネレーターSWD-CL10を、2月下旬に発売する。先に発売のデスクトップ・オーディオシリーズ（関連記事：http://www.pc-audio-fan.com/news/pc/20140219_56189/）の新メンバーとなり、シリーズ共通の幅15cm×高さ4cmの小型サイズながら、外部クロック入力付きデジタル機器のマスタークロックとして動作の高精度化、高音質化が図れる。価格は60,000円で、これまでの同種のものより大幅に低価格化しているのもポイント
クロックジェネレーターは対応デジタル機器に不可欠の高精度なクロックを外部から供給するための発振器。SWD-CL10は、シリーズ製品のCDトランスポートSWD-CT10やUSB DACのSWD-DA10に使って音質アップが図れるほか、外部クロック入力付きUSB DACのSACDプレーヤーなどにも使って、高度なシステムアップができる。
メインクロックには0.28ppm精度のTCXO（温度補償水晶発振器）を使い、ワードクロックを生成して出力するほか、外部10MHｚルビジウムクロックからのワードクロック生成、×128のスーパークロック（デュアルクロックによる高速伝送）への対応、外部ワードクロックの分配などの機能も備えている。
主な仕様
●出力ワードクロック：44.1／48／88.2／96／176.4／192kHz●出力端子：BNC4系統（5V p-p 矩形波）●電源：AC100V（ACアダプター付属）●外形寸法：W146×H40×D165mm(突起物含まず)
■リンク
城下工業・webサイト http://www.shiroshita.com/index.html