

読売新聞 2月13日(金)14時49分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150213-00050085-yom-sci
経験少ない医師が増え…ロボ手術、指導医認定へ
モニターをのぞく執刀医(左)の操作で右奥のロボットアームが動き、手術を行う(神奈川県伊勢原市の東海大病院で)=東海大提供
前立腺がん手術で拡大するロボット手術の安全性を高めるため、日本泌尿器科学会と日本泌尿器内視鏡学会は今年4月、ロボット手術指導医の認定制度を泌尿器科領域で発足させる。
腹腔(ふくくう)鏡手術などで、カメラや切除器具の操作を支援するロボット手術装置は、国内の病院に約200台導入され、今年度の手術数は1万件を超える見込みだ。約90%が泌尿器科領域の手術で、うち公的医療保険が使える前立腺がん手術が85%を占める。腎臓がんでも使われ、一部保険が利く先進医療に指定されている。
ロボット手術は、切除器具を体内で様々な角度に曲げられるなどの利点がある。従来の腹腔鏡手術では、尿道と膀胱(ぼうこう)の縫合などが難しい前立腺がん手術で活用が進んだ。メーカーが講習会を開いているが、手術経験が少ない医師が始める例が増え、技術向上の新たな仕組みが求められていた。
最終更新:2月13日(金)14時49分読売新聞
http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/davinci/top/
da Vinci(ダ・ヴィンチ)こと、da Vinci Surgical System(ダ・ヴィンチ・サージカルシステム、ダ・ヴィンチ外科手術システム)とは、米国インテュイティヴ・サージカル社が開発したマスタースレイブ型内視鏡下手術用の医療用ロボット。
内視鏡下手術用ロボットの代表であり、患者への低侵襲な手術を可能にする。システムは、サージョンコンソール、ペイシェントカート、ビジョンカートなどから構成される。
2000年7月にアメリカ食品医薬品局(FDA)より承認。日本では2009年に厚生労働省薬事・食品衛生審議会で国内の製造販売が承認された。日本では大阪市に本社を置く医療専門商社の株式会社アダチ(adachi Inc.)が総代理店を務める。
日本では2012年4月に前立腺がんの全摘出手術がはじめて保険収載された[1][2]。
http://j-robo.or.jp/da-vinci/index.html