























お値段だけの問題です。
昔で言うところの、
住み込みの「お女中さん」
通いのお手伝いさん、
週1~2回のフィリピン・メイドさん(料理は、できない、含まれない?)
これらを、アウト・ソーシング{派遣会社・派遣エージェント)会社が、
プログラム(項目別とセット料金)などのメニュー
各国、色々このようなサーヴィスがありますが、
結論は、それぞれの値段で、どこまでやってくれるかでしょう。
これと、ベイビー・シッター、保育園などと、コンビを組めば、(パッケージ・ディール)
母親さんは、ほぼ心配が、相当解決されて、
仕事、アルバイト、派遣、パートなどの仕事に
フレクシビリティーがきき、
各種、色々な仕事への選択肢も、広がり、
強いては、15%アップ以上の経済効果があります。
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ホリエモン豪語「月2万円で家事代行」は可能か?
THE PAGE 2月16日(月)12時0分配信
安倍政権が「女性が輝く社会づくり」を推進する一方で、共働き夫婦における家事の分担をめぐる問題が話題になっています。
ホリエモン豪語「月2万円で家事代行」は可能か?
[写真]ホリエモンのツイートなどで話題となった「月2万円で家事のアウトソーシングは可能か」問題
■賛否両論の声
きっかけは、旭化成ホームズの「共働き家族研究所」が昨年7月に発表した30代共働き夫婦の家事分担の実態についての調査報告書です。
2010年代以降、夫の家事参加が大幅に進んだものの、家事を完璧にこなせる夫は3割にすぎず、意欲はあっても上手にできない「ちょいカジパパ」が増えている。さらに、夫は調理や洗濯への関与が少なく自信もなく、妻からのダメ出しに弱い、とする内容は、家事の分担をめぐってネット上で議論に発展。先日には、人気ブロガーが「共働き夫婦の家事の分担の問題がたびたび議論になるが、そんなもん月に2万円も払えば業者が全部やってくれるのに、なんで押し付けあっているのか理解に苦しむ」とツイートし、これにホリエモンこと堀江貴文氏が「馬鹿だからでしょ」と応じたことで大きな話題になりました。
そして、この意見に対して「『家事を外注すれば月2万で済む』的な声を聞きましたが、国内では月10~20万円ぐらいかかるのでは」「方向性としては同意見だけど、月2万ではやってくれないだろう」「『家事をアウトソーシングすること』は可能であるのならば考えてみていいことだし、いまより業者任せが自然になることのほうがラクでいいじゃんとは思いますよ」「さすがセレブが言うことが違うわ。 庶民にとっては月2万の出費って大きいよ」等々、賛否両論のさまざまな声が上がっています。
■家事の範囲は?
そもそも、家事を「月2万円」でアウトソーシングすることは本当に可能なのでしょうか。それを考えるのには、まず「家事」の範囲を定義する必要があります。
家事活動の時間などを調査している総務省の「社会生活基本調査」は、家事を「炊事」「掃除」「洗濯」「縫物・編物」、銀行や公的サービスの利用や、整理・片付けなどの「家庭雑事」とし、その上で、共働き夫婦が1日に家事に費やす時間を平均3.27時間(2011年)としています。
一方で、NHK放送文化研究所の「国民生活時間調査」は、家事を「炊事・掃除・洗濯」「食料品・衣料品・生活用品などの買い物」「子どもの世話」、介護を含む「家庭雑事」とし、家事に費やす時間を子どものいる夫婦で平均3.62時間、子どものいない夫婦で平均3.11時間(2010年)としています。ただ、一般的には育児や介護などのサービスはより専門的な事業者が行い、家事代行サービスの対象外とされています。ここでは家事の範囲を「炊事」「掃除」「洗濯」「買い物」などとし、時間は3時間程度とするのが妥当でしょう。
2万円では難しい?
これらの家事を「月2万円」でアウトソーシングできるのでしょうか。家事代行サービスの利用をポジティブに論じている石川真理子著『きれいな家に帰る幸せ』(ソニー・マガジンズ)によると、〈中堅クラスから大手が打ち出している価格帯は、「スタンダードコース」などといった標準コースが3時間で6000~9000円〉で、1時間あたりにかかる標準的な料金は約3000円。その上で、費用を〈単純計算すると毎週1回・3時間×3000円×4回=1か月あたり3万6000円〉としています。また週1回、3時間でできる家事の目安は〈ある会社は「お部屋全体の片づけと掃除機」に45~120分、キッチン掃除・お風呂掃除・トイレと洗面所のお掃除がそれぞれ30~45分としています〉。
最近はクラウドソーシングを利用した安価な家事代行も登場し、1時間あたり2500円というサービスもありますが、週1回・3時間の利用とした場合も、部屋の掃除だけで少なくとも3万円以上の費用がかかるのが現実のようです。
実際、日本経済新聞2014年8月23日付の〈家事代行サービスの費用対効果 利用者の評価は〉という記事では、3人の働く女性がどのように家事のアウトソーシングを利用しているかが費用とともに紹介されてます。
それによれば、30代の単身者の人の場合、週1回、1回2.5時間(スタッフ1人)、利用内容は「水回りの掃除」「洗濯物の取り込みとたたみ」で、料金は月4万7052円。30代の共働き・子どもありの人だと、週1回、1回2.5時間(スタッフ2人)、利用内容が「リビング、キッチン、お風呂、トイレ、寝室などの掃除」で、料金は月9万5904円。40代の共働き・子どもなしの人の場合、料金は月2万3976円と比較的安く済んでいますが、利用は月2回、1回2.5時間、内容は「ベッドメイキング、高所などの掃除、アイロンがけ」ぐらいです。
議論のきっかけになったのが共働き夫婦の家事の分担問題で、家事の範囲が「炊事」「掃除」「洗濯」「買い物」「家庭雑事」などに及ぶことを考えれば、「月2万円」で家事をアウトソーシングできるというのは少し無理があるかもしれません。
もっとも、前出の『きれいな家に帰る幸せ』は、もともと〈家事代行サービスは「ちょっとだけ手を貸して欲しい」という、女性の気持ちに答えるためのもの〉で、お金持ちが利用する家政婦やメイドなどとは違うとしています。また、家事のアウトソーシングは、共働きか妻が専業主婦か、子どもがいるかいないか、さらに収入や部屋の間取りなど、それぞれの立場によっても意見が変わってくる問題です。そういう意味では、この議論、誰もが納得できる答えは出ないのかもしれません。
(真屋キヨシ/清談社)