仏パリ市が映画のアクションシーンの撮影を禁止 テロ対策の一環




映画.com 2月12日(木)11時0分配信



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150212-00000007-eiga-movi


仏パリ市が映画のアクションシーンの撮影を禁止 テロ対策の一環



 [映画.com ニュース] 仏パリ市のパリ警視庁は、当面のあいだ、同市内での“アクションシーン”の撮影を禁止することを発表した。

 パリ警視庁は、「警察官の制服などを着た俳優が、テロのターゲットになりかねないこと。また、市民が撮影を見て実際に事件が起こったと勘違いし、パニックを起こす可能性もある」と禁止の理由を説明している。なお、撮影における武器の模造品や花火の使用もあわせて禁止された。パリでは1月、12人が殺害される新聞社「シャルリー・エブド」の襲撃事件が発生しており、テロへの警戒を強めている。

 とはいえ、米バラエティによれば、パリでアクションシーンの撮影が予定されている映画はなく、実質的な影響はほとんどないようだ。2014年には、「LUCY ルーシー」「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」などの撮影がパリで行われている。