繰り返される銃乱射事件、シアトルで衝撃広がる

TBS系(JNN) 10月26日(日)22時20分配信
 アメリカ西部ワシントン州の高校で、生徒5人が14歳の男子生徒に撃たれ死傷した事件。乱射事件が繰り返し起きている銃社会のアメリカですが、現地では衝撃が広がっています。

 この事件は現地24日、ワシントン州シアトル郊外の高校の食堂で、14歳の男子生徒が銃を発砲し、女子生徒1人が死亡、生徒4人が重体などになっているものです。AP通信などによりますと、犯行に使われたのは40口径のけん銃とみられ、男子生徒は犯行後、自殺しています。

 「事件が起きた高校のフェンスには、多くの花が手向けられています。いまも花を手向けにくる人が後を絶ちません」(記者)

 「そんなような事をする子には見えなかったので、とてもショックです。ただショックで、悲しく、混乱しています」(容疑者の男子生徒の知人)

 今回の事件に、地元では大きな衝撃が広がっていて、地元当局は来週、学校を休みにするとともに生徒らの心のケアを行うということです。

 男子生徒が最近、人間関係に悩んでいたとの情報もありますが、今のところ動機ははっきりせず、地元警察が引き続き捜査を続けています。(26日16:50).
最終更新:10月27日(月)5時21分

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