NYタイムズ、編集部門スタッフ100人削減

読売新聞 10月2日(木)20時50分配信





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 【ニューヨーク=水野哲也】米紙ニューヨーク・タイムズは1日、記者ら編集部門スタッフの約7・5%にあたる100人を削減することを明らかにした。

 コストを削減し、成長が見込めるデジタル部門への投資を拡大する狙いがある。

 同社の編集部門は2008年以降、3回にわたって計230人の人員を削減しており、今回で4回目。ただ実際には、ウェブ関連の職種やビデオジャーナリストの採用で全体の人数は増えているという。

 米国では、紙媒体の購読者の減少に伴って広告収入が伸び悩み、新聞各社の経営は厳しさを増している。同紙によると、今年に入ってウォール・ストリート・ジャーナル紙やUSAトゥデー紙も人員を削減した。
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最終更新:10月2日(木)20時50分