親ロ派、空港を総攻撃=EU制裁発動も―ウクライナ

時事通信 10月2日(木)19時7分配信





 【モスクワ時事】ウクライナ政府軍は2日、東部ドネツク州の州都ドネツクの国際空港に対し、親ロシア派武装勢力が総攻撃を仕掛けてきたと明らかにした。
 インタファクス通信が伝えた。
 ドネツク中心部を親ロ派が支配する中、要衝である国際空港だけは政府軍が死守してきた。しかし、9月5日の停戦合意後も親ロ派は攻撃を継続。親ロ派「ドネツク人民共和国首相」を自称するザハルチェンコ氏は10月1日、数日中の完全攻略を目指す考えを示していた。
 欧州連合(EU)は、親ロ派が攻撃を停止せずに空港を制圧した場合、後ろ盾のロシアに追加制裁を発動する可能性があるとも伝えられている