パイオニアAV事業、プロ向けも売却へ

朝日新聞デジタル 9月4日(木)1時36分配信



 パイオニアは、クラブや音楽イベントで使われるDJ機器事業を売却する検討に入った。家庭用のオーディオやホームシアターなどはすでに海外の投資ファンドなどに売却を決めているが、プロ向けからも撤退する。今後は、カーナビなど成長が見込める分野に投資を集中させる。売却額は600億円規模になる見込みだ。DJ機器事業の売上高は200億~300億円で、世界トップレベルのシェアを持ち、利益率も高い「優良事業」。パイオニアは8月には、筆頭株主のシャープとの資本提携の解消を発表している。
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朝日新聞社